それぞれの神が降臨
それは、非常に不思議な感覚でした。
言葉にするのは、とても難しい・・・・。
ここに居る全員が神である。
そんな状態でした。
まぁ、科学的に言うならば、全員が強制的に究極のトランス状態になった。
という表現が当てはまるかもしれません(笑)。
全員が究極の「0」の状態だったのです。
荒ぶる気持ちはあるのに、非常に穏やかで満たされた気持ちでした。
そして、誰かに何かを言われる事無く、
一人一人、前に出て発表を始めたのです。
レノンリー「貴方は神として、人々の前に降臨しました。
人々に何を伝えますか?」
誰が一番初めに話したのかもよく覚えていません。
そんなことは重要ではないのです。
しかし、「ああ、このヒト(神)はきっとこのように話すだろうな・・・・。」
と全員がぼんやりと分かっていたように思います。
ジョーイ安西「・・・・・・聞いてくれ!! ・・・・・・・!」
ジョーイ安西は、地球の危機を訴え、一人一人が人として、
生命のリーダーとして目覚めるよう熱く、情熱的に訴えかけました。
普段のクールな彼の外見からは想像も出来ませんでした。
O皮氏「・・・・・・聞け! ・・・・・・・・!」
非常に厳粛で知的な神が、彼の中から出てきました。
このままでは地球は滅びる運命にある事。
本当に行動に移さねば、最悪の未来が来ること。
選択権は既に与えられている事。
口調は優しいのですが、厳しさと怖さとを混在した神でした。
普段の優しいO皮氏と、全く違うものが出現しました。

リッツ(安西律子)

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