神としての自分

レノンリーの言葉は、目を閉じている私達に染み入るように入ってきました。

厳かで、何処か囁くようで、優しいような悲しい音で・・・・・。

 

レノンリー「地球の神は、とてつもなく怒っている。

物凄く怒っている。

何故なら、自分が創り出した、この美しい星を、

生命を殺しまくって、食物を食い荒らして、大地や海を汚す。

 

そんな害獣のような人間に物凄い怒りを感じている。」

 

そうなのです。

信じられないかもしれませんが、本当に神としての力があれば、

この世に存在する人間すべてを駆逐してやる。

と思ってしまうほどでした。

 

しかし・・・・・・。

 

レノンリー「それでも愛している。

こんな愚かな生き物を、それでも愛おしいと思っている。

何故なら、人間を生み出したのも自分だから。

地球をこのようにしてしまったのも自分だから。

 

神は、自分に怒り、悲しんでいる。」

そうか・・・・・・。

だから、鉄槌を下す。

なんてことはしたくないんだ。

 

本当は、全ての生命が手を取り合って、この美しい世界で楽しく生きてほしいのだ。

 

レノンリー「その思いを持ちながら、

次のA4用紙にもう一度、神の言葉を書いてください。」

 

制限時間は10分。

しかし、皆おそらく5分もしないで書き上げたと思います。

何故なら、本当に望んでいることは一つしかないのだから。

 

レノンリー「皆書けたみたいやな。

では、初めに出した神の言葉と、今出した神の言葉を、

まとめたうえで、再度神として自分の言葉して、

新しい用紙に書いてください。」

 

3度目の神の言葉の抽出です。

レノンリー「書きながら聞いてください。

この神の言葉は、全員似たような内容になります。

何故ならば、私達が心の奥底で思っていることは、

同じだからです。

 

私達が基は一つだという証拠でもありますね。

では、書き終わったら、一人一人、前に出て神としてその言葉を読み上げてください。」

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リッツ(安西律子)

「武学」を学んではや10年以上・・・・・。 その間に仕事を辞め、結婚をし、 現在は子育て真っ最中です。 私自身が観た視点で、「武学」や、それに関連することなどを、 面白おかしくわかりやすく、お伝えできたらと思っております。 よろしくお願いいたします。

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