「志」として語られる内容には、様々な視点で作られたものがあるように思います。
その視点を、「天命」「志命(しめい)」「我命(がめい)」「宿命」の4つ分類してみました。
「天命」
「天から命じられること」ですから、
天地創造主や、宇宙、神と呼ばれる何かから、
直接何かを命じられたことを行うことです。
例えば、祈りを捧げる、自然と共に生きる、宇宙の声を届けるなどです。
祈りで平和へ導くといった志はここに当たります。
「志命」
よく使われる使命ではなく、志に命としています。
この志命が、多くの場合「志」として取り扱われます。
社会を良くしたい、世のため人のために、何を行うかという視点です。
「我命」
私が何をしたいか、私は何ができるのかという視点です。
例えば、音楽や絵画などの芸術がここに当たります。
音楽や絵画に没頭することは、あまり経済活動と直結しないかもしれませんが、
命を込めることで、人に感動や安らぎを届けることができます。
「宿命」
生まれた土地や、親など、
生まれる前に選んできたという人もいますが
生まれてきてしまってからでは選べないもののことです。
紛争地域に生まれたり、暴力を振るう親の元に生まれたりすると
「なぜ、ここに生まれたのか」ということを自分に問いかけやすいかもしれませんが、
「平和な、衣食住に不自由なく暮らせる日本に生まれた意味」も考えてみてください。
「ラッキーだな」「ありがたいな」だけではなく、
「当たり前」だと思っていることに気が付くことが大切だと思います。
この「天命」「志命(しめい)」「我命(がめい)」「宿命」の4つは
全ての人が持っていると、私は考えています。
その強弱(天命が強い人、我命が強い人など)があり、強弱があるままでも良いです。
自分はすべてを持っていて、
天命としてはこういう傾向がある、
志命としてはこういう傾向がある、
我命として、宿命としての傾向は・・・
というように全てを統合することが、自分の人生についてより分かりやすくなるのではないか
と思っています。
これについてはワークもありますし、自問自答できる「質問」もあります。
この「質問」については、有料のオンライン講座でお伝えしていますが、
ヒントを次の画像から得ていただければと思います。
6分強の動画です。
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