ファシリテーターが最も気を配る所 その1
リッツ「え・・・・? 講師へのご機嫌取り?」
レノンリー「そんな事せなあかんようなプロデューサーは下の下。」
ジョーイ安西「その会議やセミナーの目的とゴール設定。」
レノンリー「勿論やけどもっと重要な仕事がある。」
O皮氏「それは、事前に準備する事ですか? それとも当日?」
レノンリー「まーーー、両方かな。」
Sの木氏「正直分かりません・・・・。」
レノンリー「それは・・・・・・・・、
フーーーンイキ!!」
全員「・・・・へ?」
レノンリー「だから、フーーーーーーーンイキ!!」
リッツ「フーーン息? 鼻息の事?」
レノンリー「何で鼻息やねん!!」
ジョーイ安西「雰囲気の事ですか?」
レノンリー「そう!!!」
O皮氏「・・・・・雰囲気・・・・? どの部分の?」
レノンリー「全体の!!」
Sの木氏「つまり、その、雰囲気っていうか、感じが大切って事ですか?」
レノンリー「そう!!」
全員「・・・・・・・・・・・。」
レノンリー「いやいや、信じてないやろ!
今までの事なんて全部小手先の話やねん。
ファシリテーターが最も気を配らないといけないのは、
その会議であれセミナーであれ、
最初から最後までの雰囲気なんよ。
いわゆる雰囲気作りが最も重要やねん。」
リッツ「雰囲気・・・・・・?」
レノンリー「例えば!
葬式会場がディスコやクラブみたいなとこやったらどうする?
ロック調の曲が大音量でかかって、会場内が暗くてミラーボール回ってる。
んでボーさんが棺の周りで、ラップで歌って踊って読経する。
そんな葬式会場、オモロいけどアカンくない?」
Sの木氏「それはそれで見てみたいですけど、自分の親族は嫌ですね・・・・。」
レノンリー「煩くて死なれへんわーーー!!💢
って死者が蘇ってくるかもしれんけれども、
遺族や関係者は悲しみに寄り添いながらひっそりと送りたいやん。
プロデューサーっていうのは、
そういう演出が出来る「場」を作り出してるねん。」
リッツ(安西律子)
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