武学では、自分の身体を認識していくことが必要です。
普段自分の身体がどうなっているか意識していますか?
ヨガや太極拳でもありますが、
肩甲骨の動き、骨盤の動き、足の指の動き、背骨の位置など
意識していくと、ここまで動く、これ以上動かないという
気付きがあります。
特に、太極拳の「站椿功(タントウコウ)」にはいくつか
段階に応じて方法がいくつかあります。
どの方法でも大事なのは「呼吸」と「身体への意識」です。
ただ立っているだけなのに
だんだん膝が痛くなったり
だんだん肩が痛くなったり
エネルギーが滞っている場所が痛くなりやすいです。
エネルギーという表現で分かりにくい場合、
筋肉のハリや、コリ、リキミなどがある場所が
痛くなると思ってください。
痛みに意識を集中することで痛みが和らぐこともあります。
それでも痛みが取れない場合、少し動かしてみて
痛みが出てこないポジションを見つけてみてください。
そこが正しいポジションである可能性が高いです。
ただ立っているだけ
しかも10分、30分、1時間と長くなればなるだけ
自分と向き合うことが出来ます。
30分や1時間ただ立っているだけと聞くと
「できない」という意識が出てくるのも分かります。
ひとつ、方法として知っておいてください。
出来る方法を続けて、さらに深めたいと思ったとき、
この「站椿功(タントウコウ)」の話を思い出してもらえたら嬉しいです。
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