動きの基本 その1

レノンリー「プレゼンやスピーチをするときの動きを、

俺は徹底的にJCで学んだんよ。

JCは会議の仕方を勉強するところやねんな。

スピーチをする場で前に立った時のマニュアルもちゃんとあるねん。」

リッツ「マニュアルがあるんですか??

凄いな!」

レノンリー「その中に、講師・プレゼンター・スピーチメーカー等は、

どのような動きをするのが効果的か。

ちゃんと記載されてる。

そしてその実践もする。

まず、ほとんどの視聴者は椅子に座ってるはずやから、

発表者は立ってる事になる。

一番後ろの席の人が、顔を認識できるように。

会場が広い場合は、舞台がある事が望ましい。

無い場合は、わざと椅子を前にして、

顔が見れる範囲までしか椅子を置かない事と、

椅子の並べ方からテーブルの並べ方。

映写機やPCを置く台の場所。

ホワイトボードの場所。

ビデオを撮るなら三脚の置く場所とか、

メチャ細かい指定があるねん。」

ジョーイ安西「・・・・・流石ですね。

そうやって国会で議題を通していくんですね。」

レノンリー「例えば、『キネシス』ってのは動きの事やねんけど、

前に立って話す人間は、

まず、中心・左・右。

この3点を行き来する必要がある。

だいたい3分から5分を目安にして、

中心から左右に動いて、中心に戻って、

また左右どちらかに動く。」

リッツ「思ったより短いですね。

そんなに動いてるんですか?」

レノンリー「話を聞いている人間は、座っているから基本身体はリラックスしてる。

目線を話し手について動かす事で、

聞いている人が飽きないようにする。

10分間同じところにとどまっていると、聞き手は既に飽きてる。

ほら、太極拳の演武大会で、

5分の演武を3人目までしかちゃんと見れないのと一緒。

動いている演武者を目で追っていくのすら面倒やのに、

動いてなくて話だけしてるヤツなんて、

興味なかった寝てまうよ(笑)。」

Sの木氏「校長先生の話は眠いですもんね・・・・。」

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リッツ(安西律子)

「武学」を学んではや10年以上・・・・・。 その間に仕事を辞め、結婚をし、 現在は子育て真っ最中です。 私自身が観た視点で、「武学」や、それに関連することなどを、 面白おかしくわかりやすく、お伝えできたらと思っております。 よろしくお願いいたします。

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