動きの基本 その2

レノンリー「手の位置。 顔の角度。 目線の角度や向き。

そんなんもめっちゃチェックされる。」

リッツ「え~~~~!!」

レノンリー「手は必ず前で組む。

 

目線は聞き手全体を見ながら、たまにピンポイントで誰かを見る。」

ジョーイ安西「それはランダムなんですか?」

レノンリー「基本ランダム。

これは人数が多くても少なくても同じ。

 

大体6人以上いたら、一人一人に向かって話すなんて不可能になるから、

こういった方法を使う。

これは一体何をしているのか。

全体を見るのは、その会場、「場」のエネルギーを見る。

 

そしてピンポイントで見るのは、

そのエネルギーに合ってないヤツに自然と目が行く事が多いねんけど、

基本、ちゃんと参加しようと思ってる人間にフォーカスする。

そしてまた全体を見る。

 

それを繰り返していたら、徐々に不思議な事に、

会場全体がきちんと参加しよう。

って雰囲気になってくるねん。

ただ、これは結構な経験が必要になるけどね。

 

初めからは難しい。

ただ、前にたったら、驚くほど全員の顔が見えるし、

一人一人のエネルギー状態も分かるねん。

これは前に立てば分かる。」

 

O皮氏「ちょっと体験してみたいです。」

レノンリー「後で皆で疑似体験するから、大丈夫。」

リッツ「手を前で組むって言うのは何ですか?」

レノンリー「清潔で礼儀正しそうに見えるから。」

 

リッツ「え? そこって重要なんですか?」

レノンリー「めっちゃ重要やで!!

俺なんかは人前で喋る事に慣れてるから、

自分のスタイルが有るけど・・・・。

 

自分のスタイルが確立してないうちは、

絶対にマニュアル通りにやった方が良い。

何故なら、それだけで相手に与える印象が全然違うから。」

Sの木氏「そんなに変わりますか?」

 

レノンリー「一事が万事で、日ごろの癖って自分でも気が付いてないうちに、

人前でも行ってしまうもんやねん。

緊張すると特に、自分がどんな動きをしているのか?

相手からどのように見えてるのかを考えられなくなってしまう。」

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リッツ(安西律子)

「武学」を学んではや10年以上・・・・・。 その間に仕事を辞め、結婚をし、 現在は子育て真っ最中です。 私自身が観た視点で、「武学」や、それに関連することなどを、 面白おかしくわかりやすく、お伝えできたらと思っております。 よろしくお願いいたします。

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