人々が崇拝する神とは? その2
リッツ「え?
ええ??」
レノンリー「思ったことを言っていいぞ。」
リッツ「えっと、幻想?」
レノンリー「・・・・・いきなり核心つくなよ・・・・。」
リッツ「いや、でも、必要な人もいると思うんです。」
レノンリー「どんなひと?」
リッツ「実際それを信じて、幸せになった人とか・・・・・。」
レノンリー「そうやねん。 結論で言えば幻想や。
全ての宗教、神話、神。
全てが幻想やねん。
実際に起こったところを見たやつはおそらくおらん。
見たところで自分が行動してないなら、創造してないなら、
それは幻想でしかない。
つまり、この世界で自分が創造したもの以外は全部幻想ってことになる。
でも、この幻想は、決して悪じゃない。
俺たち人間は、幻想を見て、実際に力を発揮する事が出来る。
それが誰かによって創られたモノ、本物ではないモノと分かっていても、
それに縋って力を発揮する事が出来る。
例えば、「あしたのジョー」にあこがれてプロボクサーになった奴は、
山のようにいたはずやし、
「ナイチンゲール」や「キャンディ・キャンディ」にあこがれて、
看護師になった人も多くいるはずやねん。
幻想は、使い方一つで、その人の人生をも左右する大きな力を発揮する事が出来る。」
ジョーイ安西「つまり、このカラクリをそ知った人が、
他の人の力や時間を自分たちの為に使ってって事ですか?」
レノンリー「いきなり核心つくね~~~~。」
ジョーイ安西「いや、皆に課題を振る前は、「お金」についても少し調べていたんで・・・・。」
レノンリー「正しくその通り。
お金も幻想。
だって一万円札って、紙やろ?
宗教であれ、金融であれ、幻想なのに、
その幻想のせいで、人々は争い命を落とし、
ある人は幻想を稼ぐために、ひたすら社畜として自分の時間を費やし続ける。
これっていったい何?」

リッツ(安西律子)

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