志体術インストラクター講座in鹿児島

鹿児島インストラクター講座は、何処かで見た人が多く参加して下さり、

楽しく盛り上がる事が出来ました。

鹿児島は3日間の「武学」イベントが開催されるため、

初っ端から異常にテンションが高く、とても良い感じで講座を行う事が出来ました。

インストラクター講座は、「志」を出す上での最も重要な、

「陰志」を出します。

つまり、人生の中で最もつらかったことや、苦しかったこと。

人に言いたくない事。

などなど、自分の「闇」の部分を明確にして、

アドバイザーで出した「陽志」と融合させて「志」を創ります。

「武学」は「闇から光」に移行するときに、最も力を発揮します。

これは「武学」が「闇の活学」と言われるゆえんです。

私達は「闇」は悪。

という教育を小さいころから受けてきました。

しかし、それは西洋的な文化の影響なのです。

アジアの文化は「闇」を「悪」とは定義しません。

特に日本の文化には「闇」の定義が他の国と全く異なります。

これは日本の文化が神を隣人とみている文化だからかもしれません。

分かりやすいのが「千と千尋の神隠し」でしょうか。

あの不気味でちょっと面白くて、摩訶不思議な世界。

あれが日本の文化の持つ「闇」のイメージです。

暗闇には「人ではない何か、畏怖するべき、親しむべき隣人がいる」。

ですので、「武学の闇に対してのイメージ」を日本の文化を根底にしている私達は、

受け入れやすいのかもしれません。

「志」は「陽志」「陰志」「魂志」を出し、この3つを融合して自分から出します。

インストラクター講座は、「陰志」を出す非常に重要な講座です。

講座を始める前には、必ず全体の禊と修祓場浄を行います。

空間のエネルギーを最大限に浄化し、ワークに入っていきます。

ワークは「志」の重要性を更に自らが気が付くためのものであり、

それは誰かに誘導されたり押し付けられたりするものではありません。

私達講師は、そのサポートをしているだけにすぎません。

あくまでも主人公は参加されておられる一人一人なのです。

そして、絶対に外せない「七要」「七勢」。

ワークは身体を使うので、体の状態も最も良いものにしておかなければなりません。

自らの身体を禊着、自らの身体を覚醒させる手段として、

「七要」「七勢」は非常に有効です。

そして「弥勒波」にうつります。

自身の「志」をよりスピードアップさせる型です。

しかし、これでかんせいではありません。

ここから毎日自分に習慣づける事。

これが最も重要になってくるのです。

「武学」は「学ぶ事」に意味はありません。

「使う事」に意味があるのです。

逆に言えば、使わなければ全く意味がありません。

ですので、実践する人を選別するシステムを使う必要があるのです。

本日は素晴らしい時間を共有していただき、本当にありがとうございました。

スタッフで入って下さった皆さんも、本当にありがとうございました。

明日は、城井剛一氏企画による、鹿児島観光です。

桜島を吹っ飛ばしてきます!!

20201102 安西裕也

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リッツ(安西律子)

「武学」を学んではや10年以上・・・・・。 その間に仕事を辞め、結婚をし、 現在は子育て真っ最中です。 私自身が観た視点で、「武学」や、それに関連することなどを、 面白おかしくわかりやすく、お伝えできたらと思っております。 よろしくお願いいたします。

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