多角多面思考 その2
リッツ「努力・・・・・・?」
レノンリー「そう。」
リッツ「えっと、他の人との意見交換をする事が努力・・・?」
レノンリー「意見交換じゃない。 そのもっと前の段階。」
ジョーイ安西「努力って、一人ですごい頑張ったり、
一人でコツコツと地道に同じことをするイメージがあるんですが、
違うんですか?」
レノンリー「違う!
努力の文字を分解すると、「奴 ヤツ」「力 チカラ」となっている。
つまり、努力とは、『ヤツのチカラを借りる力』の事をさしている。」
O皮氏「ヤツのチカラ・・・・・・?」
レノンリー「つまり、自分以外の他の人の力を借りる力が、努力をするという本来の意味。
根性論は単にそこに結び付けられただけで、
どちらかというと、自分の力で頑張らないっていうのが正解。」
Sの木氏「え? 頑張らないんですか?」
レノンリー「頑張らない。 頑張る事なんて時間の無駄だから。」
全員「え~~~~・・・・・。」
レノンリー「自分一人で出来る。
なんて思うことは慢心でしかない。」
全員「・・・・・・・・・・・。」
レノンリー「多角多面思考とうのは、弱いリーダーシップを発揮する方法だ。
他の人のチカラ、もっと言えば他の人の脳みそを借りるということは、
自分以外の人の力を認めている? 認めていない?」
O皮氏「認めています。」
レノンリー「他の人の力を認めているということは、
自分自身の力が強いと思っている? 弱いと思っている?」
Sの木「多分、その人は自分の力は弱いと思っています。」
レノンリー「他の人の力を借りたいと思えるには、
何が必要だと思う? ジョーイ答えて。」
ジョーイ安西「え・・・・・? 思うじゃなくて、思える・・・・?
自分では出来ない事に挑戦する・・・・。 ですか?」
レノンリー「正解!
つまり、大いなる目的に向かうのに、自分一人の力ではどうにもできないと知っている。
他の人の力を借りる時には、一体どのような事を行う? リッツ答えて。」
リッツ「・・・・・・えっと、力を貸してほしいから・・・。
お願いする・・・・・・?」
レノンリー「そう!
他の人にお願いをして力を貸してもらえる力。
これが弱いリーダーシップ。
つまり、『努力』だ!!」
リッツ(安西律子)
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