今回はいわきに呼んで頂きました。

東京のゆかりさんと前日入りしていたので、
近くにある温泉神社に名木さんと参拝してからの始まりでした。

行ってみると、なんと名木さんのお知り合いが。

以前講座などにも出られた方もいらっしゃり、
ご挨拶して稽古会場に移動します。

 

稽古会場は名木さんのお家、猫ちゃんがいてとても癒されます。

 

いわきメンバーの方たちとご挨拶して
和やかな雰囲気でマインドセットから開始。

最初は、思いがけずパワーオブサークルでの站椿功(タントウコウ)のチェックから始まりました。

綺麗な円になることでエネルギーが循環し、
横押しした時に体が崩れなくなり、
逆に円が乱れるとエネルギーも乱れて弱くなります。

どんなに素晴らしいことを学んで実践してても、
一人でやっているとどうしても視点が偏ってしまいます。

エネルギー交流を通して、
自分のズレや間違いに気付くし、
人との交流することでより強い力になる。

対人で交流することがいかに大事かがわかるワークです。

次に三要チェックをかなり時間をかけてやりました。

人を変えて全員とチェックしていきます。

何故こんなにしつこくやるかというと
人が変わるとチェックする時の力加減も変わります。

一人一人、その時の相手のエネルギーを感じて、
互いの変化を確認しあうことがとても大事で、
「いつもこのくらいでやってるから」を基準に
やってると相手のことが見えなくなっていきます。

それは相手とのことを感じてるようで感じてない。

慣れているメンバーなら良いですが、
新しく来た人にそれで上手くチェックが
出来るかというと難しいです。

常に相手の体の声を聞くこと。

そして声に出してコミュニケーションを取ること。

そうやって丁寧に三要をチェックすることで、
より深まっていきます。

もちろん、自分自身もちゃんと意識して
いかなければなと基本に立ち返る良い機会になります。

午前中は三要チェックで終了。

昼食をご馳走になりました。

とても美味しく、帰りには梅まで持たせてもらって本当に有難いです。

 

午後からは志禮法の動作の確認と対人チェックからです。

ここでもやはり一人一人と組むこと、
そしてエネルギーを体感してもらうことを
意識してやっていきました。

チェックの時に互いに姿勢が崩れないように意識したり、
ポイントなども意識しつつ進めていきます。

見よう見まねでやるのと、
実際に体感ワークをやってからやるのとでは
意識やエネルギーが変わります。

丁寧にみんなで体感を深めていきます。

 

次に名木さんのリクエストで歩形の稽古。

足全体にエネルギーが通っていること。
それをチェックするための方法などをシェアしてきました。

 

そして最後に排打功。

誤解して伝わってることが多いので、
ちゃんと排打功の意味から丁寧に説明していきます。

排打功は鍛えるという意味合いではなく、
痛みを通して感情をコントロールするというのが
目的の1つです。

痛みは感情を呼び起こしやすく、
怒りや怯えといった感情に反応しないという
ことを稽古していきます。

そして闇から光。

辛い状況から回復するときに、
大きなエネルギーが生まれます。

これらを体を通して体感していきます。

別に強く打つ必要もないし、
互いにコミュニケーションを
取りながら深めることの大切さを
お伝えしてきました。

 

接触しないと伝わらないことを
伝えられたらと思ってきましたが、
みなさんとても喜んで頂けたようで良かったです。

最後にみんなで弥栄!

お話も沢山聞けて、普段お会いしない方と交流できて本当に楽しかったです。

また、伺いと思います。

 

 

 

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中川翔太

2019年に武学と出会い、その奥深さに感銘を受けて、自身が深めることと広めていく活動をしています。