「禮」は全ての始まりであり終わりである

他者との交わりにより、私達は私達自身の宇宙の存在を知るのです。

他者の宇宙を知る事によって、喜びを分かち合う真の楽しさを得れるのです。

他者の宇宙を受け入れることによって、自分の存在の意義を理解できるのです。

 

私達は私達の宇宙の創造主なのです。

しかし、一人では何も知る事も得れることもできないのです。

未完成であり、完成された一つ一つの宇宙なのです。

一人ぽっちの創造主は、一人ぽっちが嫌だったのかもしれないですね(笑)。

 

では、「禮」はいったい誰に行うものなのか?

それは自分自身です。

この「自分という宇宙」を創った自分にアクセスする為に「禮」を行うのです。

 

そして、自分の宇宙の存在を明確にしてくれる他者と、

自分の存在を許してくれる、この世界「場」に行うのです。

私達は、大いなる母なる宇宙から分かれた宇宙の分身です。

そして私という一つの宇宙を持つ存在です。

 

私達はその存在を知りたいがゆえに、物質が体現しやすい世界にきて、

人間という不便な肉の器を持つ生命体となり、

「禮」をすることによってでしか、宇宙にアクセスすることが出来なくなったのです。

不思議ですよね。

 

ワザと不便な世界にやってきたんですね。

それはいったい何のためなのか?

最大の感謝である「最高の喜び」を知るためです。

宇宙だったら「喜びを知る」ことは出来ません。

しかし、肉体を持っていればそれを知る事が出来るのです。

 

「禮」を持って「和」を成し、

全ての宇宙との繋がりの中で、

最大の喜びを知る。

 

私達はそのためにやってきたのですね。

だったら、「禮」を使って最高に今のこの瞬間を楽しみましょう!!

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リッツ(安西律子)

「武学」を学んではや10年以上・・・・・。 その間に仕事を辞め、結婚をし、 現在は子育て真っ最中です。 私自身が観た視点で、「武学」や、それに関連することなどを、 面白おかしくわかりやすく、お伝えできたらと思っております。 よろしくお願いいたします。

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