安西裕也という人物
使命統一100日プログラムは、
全てが初めての試みのプログラムでした。
レノンリー自身もこのプログラムを行使するのは、まだ先だと考えていたのです。
レノンリー「東京にな・・・・・、変な奴がおる・・・・。」
リッツ「・・・・・へ?」
レノンリー「自然治癒力を高めるセミナーで出会った、そこでインストラクターをしている人物やけど・・・・。
使命統一プログラムの話をしたら、是非やってほしいって言ってきて・・・・。」
リッツ「・・・・・・・武学を知ってる人ですか?」
レノンリー「いや、全く知らんかったはずやけど、そのセミナーで出会って、
俺はたまたま、その男と同室やったんよ。
何してる? って話になって、
俺は「武学」を伝えている。 って言ったら、
「武学」とは何ですか? って聞いてきたから、
説明したんやけど・・・・・・。」
リッツ「・・・・・? 変じゃないじゃないですか。 別に。」
レノンリー「そっからや。 数日たって俺の携帯に電話が入って来てな・・・・。」
リッツ「名刺をお渡ししたんでしょう?」
レノンリー「東京で「武学」に関してのセミナーはしてないんですか!!って聞いてきて、
俺のブログを全部読んだって言うねん。」
リッツ「それは、相当変わってますね・・・・・。
リー先生のブログって普通の人読めないし、普通に読めないじゃないですか。」
レノンリー「・・・・・・失礼な。
でもまぁ、造語だらけやから、よっぽどじゃないと読まれへんよな。
それで、その男は何て言ったと思う?」
リッツ「読みにくいので意味を教えてください。 とか?」
レノンリー「・・・・・失礼やな💢。
それもあるけど、自分の生きている意味が分からないって、言ってきてん。」
リッツ「・・・・・なんと・・・・タイムリーな・・・・。
でも、いきなり殆ど他人のリー先生に、自分のそんな深い部分の話をするなんて・・・・・、
よっぽど変わってるか、よっぽど切羽詰まってるかの、どちらかしかないですよね。」
レノンリー「そうや。 おそらく、メッチャ切羽詰まってる。
気持ち悪い武術オタクじゃないし、自分の身体を治す為に、
自然治癒療法のトレーナーまでになったような人物やから、
基本はまともな人間やと思うねん。」
リッツ「でもまあ、別に取り立てて、変な人ではないのでは?」
レノンリー「だから、自分が何か分からないなら、武術を練習したら見えてくるって俺は言ったんよ。」
リッツ「ほうほう。」
レノンリー「そしたら、その次の日から関東の武学のセミナーに全て出席したんよ・・・・・!」
リッツ「それは・・・・、相当の変わり者ですね・・・・・。
よっぽど自分とは何かを知りたい人なんですね?」
レノンリー「それだけやない。 結構鋭いし、良いところに気が付くねん。
その男が何て言ったかった言うと・・・・・。
「ハイダコウやとラッピング連関の練習をずっと繰り返していても、
リーさんの自分とは何かの本質は見えないんじゃないんですか?」
って聞いてきてん!」
リッツ「結構頭の良い人なんですね。 んで、何て言ったんですか?」
レノンリー「そのと~~~り!! って言った。」
リッツ「え~~~~(それ詐欺やん)!! その人、怒ったでしょう?」
レノンリー「それが違うねん! 「じゃあ、どうやったら自分とは何かや、本質が見えるんですか?」って聞いてきた。」
リッツ「・・・・・ツワモノですね。 それで使命統一プログラムのお話をしたんですね。」
レノンリー「そう。 是非やって欲しいって言われたわ。」
リッツ「やるんですか?」
レノンリー「やらなアカンようになった。 あと数年キチンと形を整えてからって思ったけど・・・・・、
俺も結構タンカ切ってしもぅたし・・・・。
何より、あの訳の分からん熱意に押されてしまった。
こんなこと、久しぶりやわ・・・・・。」
リッツ「その方のお名前は何ですか?」
レノンリー「ジョーイ。」
リッツ「・・・・・へ? 外国の方?」
レノンリー「おそらく日本人。」
リッツ「・・・・・・・・・・・・。」
また変な人が来たなぁと、ぼんやりと考えながら、
思った以上に使命統一プログラムが、レノンリーの中で出来上がっていなかった事実に、
軽いショックを覚えていたリッツなのでした(笑)。
ジョーイこと、安西裕也氏がいなければ、今の志体術プログラムは存在しなかったかもしれませんね。

リッツ(安西律子)

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