リッツのアレルギー治病日記　その１７｜【合同会社共育】レノンリー武学公式サイト

リッツの過去　その６

後悔ばかりが胸をよぎります。

おそらく「クマ」は長くはもたない。

何となくリッツにも分かっていました。

だからこそ早く帰りたい。

「クマ」にゴメンねって謝りたい。

こんな家に来て本当にゴメンね。

次は人間になって生まれてくるんだよ。

もし犬なったらちゃんと面倒見てもらえる人の所に行くんだよ。

とにかく早く会いたい・・・・。

林間学校の2日間は、物凄く長く感じました。

帰りのバスでは渋滞に巻き込まれ、昼前につくはずだったのに、

学校近くに戻ってきたはすっかり日も暮れていたのでした。

この間、ひたすら早く着くことを祈り、

ジリジリとしながらバスの中に居たのを覚えています。

いつの間にか眠ってしまったのか、リッツは夢を見ました。

死んだ義祖父と「クマ」が、遠くのきれいな所に並んで立っていました。

うすい靄がかかって二人の顔は見えなかったのですが、義祖父と「クマ」だと分かりました。

義祖父とクマは穏やかな顔をしているのが感じれました。

クマ「りっちゃん、いままでありがとね。　バイバイ。」

リッツ「は！！」

喋るはずのないクマが、最後に挨拶をしました。

リッツ「たった今、クマが死んだ・・・・。」

直観的にそう思いました。

リッツの小学校はもうそこに見えていました・・・・。

8月26～27日　満員御礼

10月28～29日　満員御礼　一般枠若干名

12月16～17日

「武学」を学んではや１０年以上・・・・・。その間に仕事を辞め、結婚をし、現在は子育て真っ最中です。私自身が観た視点で、「武学」や、それに関連することなどを、面白おかしくわかりやすく、お伝えできたらと思っております。よろしくお願いいたします。