コミュニティーの力 その3
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レノンリー「ただ、それは今までの昭和の考え方。
平成は違う(このときまだ令和ではありあせんでした)。
織田信長が死んだら、織田軍はどうなった?」
O皮氏「総崩れになって壊滅しました。」
レノンリー「当時、京都の帝をもしのぐ力を手にしていたという、
織田家は一気に力を失った。
カリスマ的なトップの、トップダウンシステムは、
信者のような人間を作ることは出来ても、頭が無くなれば崩れてしまう。
コミュニティーとしては決して強いとは言えない。
例えるならば日本刀のようなものや。」
O皮氏「世界一切れる刃物でありながら、横からの攻撃には弱い。
ってところですか?」
レノンリー「一点に特化すると、必ずそのような現象が物質界でも起こる。」
だけど、様々な鉄を高温で溶かして作った刃物は?
切れ味は日本刀ほどではないにしても、丈夫で衝撃にも強い。
これからのコミュニティーは、トップダウンではなく、
突発的勃発的な無形型コミュニティーが絶対に代頭してくるはず。
トップが無くなれば壊れるような弱さを持たず、
個々で各々が発展して成長し合うような、
だけど根っこでは繋がっているようなコミュニティーが出来る。」
ジョーイ安西「何故ですか? そんな事は可能なんですか?」
レノンリー「出来る! インターネットがあるから!」
ジョーイ安西「あ、そうか!!」
レノンリー「世界各地の人間と、一瞬で情報交換が出来る最強のツールがあるやろ。」
リッツ「あ~~~、それさえあれば、簡単に情報を交換できるから、
トップダウンをする必要が無いって事ですか?」
レノンリー「厳密にいえば、意志さえあればいい。
ルールのような決まりのようなものがあって、それに賛同する人が集まる。
これはいままでもそうやけど、違うのは離れた場所の人もコミュニティーに入る事が出来る。
そして、そのコミュニティーのルールや規約を守れば、
その意志に賛同する人間を現地で集める事が出来る。」
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リッツ(安西律子)
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