時間とは量より質 その10

レノンリー「時間には使い方がある。

それをよく知らないと、本当に人生で無駄な時間を多く過ごしてしまうことになる。

ジョーイは俺と思考が似ていたっていうのもあるし、

仕事が忙しくて、仕事の合間でしか課題も書き出しもするしかなかった。

 

だから、書き出しはなるべく頭と労力を使わないように、

日常にルーティン化することにした。

朝起きたらすぐ10回書いて、そこから動く。

昼間は昼飯食べたら直ぐに、何があっても書く。

 

夜は風呂上りとか寝る前とか、要はその日一日必ずするであろう行動に結びつけることによって、

10回ずつ書く作業をルーティンにする。

そうすると自動になるから、それ以外の時間を課題の為に使える。

ただ、ここまでは個人が出来るせい一杯やねん。

 

それ以上のキャパを必要とされたら、

個人の力ではどうしようもない。

そうするとまた考えるねん。

どうしたら、この課題をクリアできるだろうか?

 

毎日30回書いてのシェアは、全員が行ってて全員の分が見れるし、

かいてどんな事を感じていたかのシェアも、お互いにチェックする事が出来る。

そして、課題が多いことにみんな悩んでいた。

だったら、最も良い解決方法があることに、必然的に気が付くよね。」

 

ジョーイ安西「全くその通りです。

30回を絶対に欠かさず書いていたんで、課題を出せない事が許せなかったんです。

何が何でもクリアしたいって思ったので、

チームのみんなに働きかけました。」

 

レノンリー「それでいいねん。

自分一人の力で成し得ないものを成したい時、

人は人の力や時間を借りる事が出来る。

これが、本当の時間の使い方やねん。

 

何もかもなんて一人で出来るわけがない。

ましてや、一人では絶対に成し得ない事を、生涯の目的にしたとき、

自分以外の人の力を絶対に借りなアカンやろ?

この、時間や力を借りて、自分の力にする事。

 

これを日本語では努力という。

漢字をよく見てほしい。

ヤツのチカラを借りるチカラ。

そのまんまやん。」

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リッツ(安西律子)

「武学」を学んではや10年以上・・・・・。 その間に仕事を辞め、結婚をし、 現在は子育て真っ最中です。 私自身が観た視点で、「武学」や、それに関連することなどを、 面白おかしくわかりやすく、お伝えできたらと思っております。 よろしくお願いいたします。

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