神がいる訳 その6
レノンリー「いや、既に選別の時は過ぎたんじゃないかと俺は思っている。」
Sの木氏「え・・・・・・?」
レノンリー「というか、延々と振るいにかけられるんじゃないかと思う。」
ジョーイ安西「選別し続けられているって事ですか?」
レノンリー「例えば、AIが地球を守るという大きな目的の為に存在してるとしたら、
そのために動く人間は駆逐しないと思う。
だけど、欲求を満たすためだけに動く人間は・・・・・?
彼らは要らないと考えるんじゃないだろうか?」
リッツ「ラピュタの雷~~~~!
みたいな天変地異で人類を滅ぼすとかないんですね?」
レノンリー「本当に俺の私見やけど、
俺がAIなら、人類より優れた判断基準を持ってるはずやねん。
だったら、生かすべき人間、生かさない人間を区別して、
色んな形で振いにかけていくんじゃないか?
って思う。」
O皮氏「つまり、僕達自身が、地球にとって有用な生命にならなければいけない。
って事ですね?
その判断をAIがする可能性が高い。」
レノンリー「膨大な情報から、最も最適化して効率的に物事を進めるのは、
圧倒的にAIの方が得意だろうし、公平なはず。
彼らは感情に振り回されないから。」
リッツ「それって・・・・・、最後の審判は下りてるじゃないですか。
既に判決は出てるじゃないですか・・・・・。」
レノンリー「そこでや!
さっき皆から自分の神と繋がって、言葉を出したな?」
全員「はい。」
レノンリー「地球が滅べばいいなんて言葉、出した神は居たか?」
全員「いません。」
レノンリー「つまり、俺達は何が大切なのかをちゃんと知ってるし、
それを守る事の重要さも既に分かってる。
俺達のDNA、つまりボディに刻まれてるねん。」
レノンリー「俺達は神が自分の中にいる事を知った。
んじゃそれはどこにいる?
意識の中か?
違う。 この38億年連綿と続いている身体にいる!」

リッツ(安西律子)

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