神がいる訳 その1
レノンリー「俺達が神ならば、
戦争が終わってないのも、飢餓が無くならないのも、
差別や貧困・病気が消えないのも当然やねん。」
リッツ「何故ですか?」
レノンリー「アフリカで毎日子供がバタバタ死んでる。
リッツは自分のせいだって思うか?
自分の責任だって感じるか?」
リッツ「・・・・・・・いいえ。
悲しい話ではありますが、自分とは関係ない。
もっと言えば、自分でなくてよかったって思う自分がいます。」
レノンリー「そうやな。
リッツの感情は日本に住んでるならば当然やと思う。
だけど、もしリッツが地球の神なら?
アフリカで子供がバタバタ死んでいくのを、
自分は関係ないって思うやろうか?」
リッツ「思わないと思います。
自分の力不足で子供が死んでいくって思うはずです。」
レノンリー「そうやねん。 そこやねん。
俺達は一人一人神であるのに、
人間でもある。
もっといえば、人間と言う器の中に神を宿している。
おそらく人間の肉体は地球で造られている。
地球で生きていけるように造られているはず。
だけど、俺たちの発想はどこまで広がっている?
地球の中だけでは納まってないよな?
実際見たわけじゃないけど、地球の外には月があって、
そのまだ向こうには太陽系があって、
そのまだ向こうには銀河系があって、
その先にはまだまだ未知の世界がある。
俺たちの意識は既に地球を超えている。
こんな意識を持っているから、俺達は地球に無いものを生み出す事が出来る。
地球を壊してしまうものも作ってしまう。」
O皮氏「核ですね。」
レノンリー「そう。 地球だけにとどまらないから。
俺達は俺達人類を超える存在も物理的に創ってしまった。」
ジョーイ安西「人類を超える・・・・・?」
Sの木氏「あ! AI!」
レノンリー「そう! 人類科学の最高傑作やな。」

リッツ(安西律子)

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