コミュニティーの力 その7
ジョーイ安西「だから、助けないんですね。」
レノンリー「そう。 そのコミュニティーのレベルに合わせてくる人間が既に集まってるから、
いちいち引き上げる必要がない。」
O皮氏「では、学校ってコミュニティーじゃないんですか?」
レノンリー「あれは国によって作られたコミュニティー。
学校は教育を付けるために一定の基準を設けて強制的に集められたにすぎない。
大体同じ年の人間ばっかり居るなんて、自然にそんな事が起こるわけがない。
俺達に同年代の友達が多いのは、強制的に集められたコミュニティーに属してた時間が長い証拠や。
でもこれは別に悪い事でも何でもない。
ただ、本来の社会生物としての在り方から見るとちょっとオカシイだけ。
家族にしても会社にしても、同じ年の人間しかいないなんてあり得ないやろ?」
リッツ「だから教師が必要なんだ・・・・・。」
レノンリー「教師というのは、個々の能力に応じて対応を変えないといけない。
勉強が苦手な子供には寄り添って教えてやる。
スポーツが苦手な子供には、どうすればいいかを教えてやる。
ようはある一定のラインを引いて、それより下の子供は引き上げてやって、
それより上の子供は暴走しないようにする。
そうしながら個々の能力を磨く手伝いをする。
こんなの並大抵の事じゃ出来へんよ。
だから専門知識がいる。
だけど指導者やリーダーは、
この指とまれ~~~で止まった人間を相手にするから、
専門知識なんていらない。
逆に必要なのは己の人生の目的と、コミュニティーの意図。
別にコミュニティーの意図は何でもいい。
俺のベンツを買うためにみんな働いてくれ!
でも構わんけども、
俺達は「武学」で全世界に変革をもたらす者であるなら、
コミュニティーの意図も、
ショッボイ抽象度から降ろすべきじゃないやろう?」

リッツ(安西律子)

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