去年から始動しはじめた「世界禮道連盟」。
最も重要な役割は、世界に志禮法を広める事と、「奉納」を行う事です。
「志禮法」とは、武學士レノンリーが、10年近い歳月をかけて形にした、
「禮法」の最高峰です。
「禮法」の詳し事は、書籍「お辞儀のチカラ」をご参照ください。
日本に古くから伝わる「禮(礼)」の作法の、秘められし衝撃の事実が書かれております。
自身が創造主として目覚め、人として生きる目的を「志」という文言で表し、
一連の動作と呼吸と文言(真言)を唱えます。
創造主としての意志を取り戻した、人間の器を持つ自分自身が、
神である自身に立ち返り、現世で何を成し得るべきかを明確にする。
「志禮法」は世界中の人々一人一人が必要な必須科目であり、
世界平和の実現に必要不可欠なものです。
そもそも、奉納とは何なのか・・・・?
調べれば、神に歓びを与える為・・・・と出てきます。
声をあげてしまうほどに、ものすごい喜ばしい出来事があったときに、
この歓びという言葉を使います。
神仏が感動してスタンディングオベーションをして、
感嘆の声をあげながら「そちに加護を与えよう!」とか、
思わず言っちゃうほどって思うと分かりやすいかも。
ですので、「奉納」とはその道のトップでないと出来ない。
レノンリーはそう教えてくれました。
無論私達は、演武でいえば、世界大会に出ている選手には全く及びません。
しかし「奉納」するものは私達の表面上の技術ではないのです。
創造主としての意志を取り戻した人である、自身の「志」であり、生きざまである「在り方」なのです。
己とは、この宇宙で生まれ出で、何を成すうる者なのか?
自分という情報の集合体が、人としての「使命」を持ち行動する。
それを神である自分に、人である自分が奉納というかたちで決意表明をする。
つまり、本当に自分自身と向き合い、自身に立ち返る一連の作法(方法)なのです。
奉納の当日まで、日本全国に散らばった仲間達は、
各々自身の「志」に立ち返り、「志禮法」を何度も稽古してきました。
神の前で中途半端な自分を見せるわけにはいきません。
今回の奉納場所は、
諏訪の地でも諏訪湖が凍る時にだけ見られる「御神渡り」の調査を許されている神社、
八剱(やつるぎ)神社で行うことになりました。
祀られている神は、大国主命(オオクニヌシノカミ)、
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)、応仁天皇の三神です。
応仁天皇は、レノンリーが天啓を受けた神様でもあり、
「禮法」を生み出すきっかけにもなりました。
全ては必然なのですね。
世界平和と一言で言っても、一体どのようにすればいいの?
そう思う人が殆どでしょう。
しかし、世界は一刻一刻「ほろび」に向かっている。
世界中の人がその事を肌で感じているはずです。
教育の問題を取り上げ、世界中の教育が行き届いていない地域に学校を作った日本の企業は沢山ありますが、
その学校の殆どが今は機能していません。
一時的に生活苦を緩和する資金や物資を与えても、
それは一時しのぎでしかないのです。
世界平和を実現する。
一言で言ってもそれは、簡単に成し得れるものではありません。
では、どうすればいいのか?
それは、私達の世界は今なぜこのようなことになっているのだろう?
見たくない現実から目をそらさずしっかりと受け止める必要があります。
世界中で起きている、問題や争いごとは、
全て自分の中で起きている事なのです。
自分の中の戦争が、世界中の戦争に発展しているのです。
その事実を受け止め、だったら自分はどうすればいい?
というところに立ち返り、
禮(仁)と感謝をもって、自身の存在を許してくれる世界に禊をする。
そしてその状態から行動に移す。
それ以外方法はありません。
日本は高い精神エネルギーが根底にある文化ですが、今ではその伝承方法は殆ど廃れてしまい、
作法として日々の生活に残っているだけでした。
しかし、文献や立像に残された真実を読み解き、「武學」と照らし合わせることにより、
「禮」という作法に秘められた、自身の神との対峙をする「0エネルギー」を導き出し、
誰にでも習得できる方法として、「志禮法」を考案した功績は、
世界中の人達の財産となるはずです。
世界に向けての第一歩として、「奉納」を行い実行できたことは、
「禮道連盟」のスタートアップとしてこれ以上ないことでしょう。
そして武學を世界に広めようと高い「志」をもつ仲間達のエネルギーは、
八剱神社から世界に向けて発信されました。
神を味方につけ、世界に向けて、私達はついに行動をおこしたのです。
自分を最も見ている者は自分自身である。
そう、自分自身と言う神が、私たち一人一人の行動を見ています。
ではやる事は一体なんですか?
自分の志の達成に向けて、日々禊続けて行動を起こし続ける事。
とてもシンプルで分かりやすいですね。
でも、このシンプルでわかりやす事であり、
誰でもできる事こそが答えだと私は思います。
誰でもできる事を、誰もが出来ないくらいやりこまないと道は開けません。
日々禊いで生きる事こそが、世界平和への第一歩なのですね。

リッツ(安西律子)

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レノンリーさんの武学を学びたいです。
以前、武活に参加しました。
東久留米と花小金井の中央に住んでいます。
御近くの道場と練習日を御知らせ下さい。
山本様
コメントありがとうございます。
メールにて回答させて頂きました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。