現代のアレルギー その2

実際にアレルギーの子供を持つお母さんが、私の職場の同僚でもおられたのですが、

毎日毎日お弁当を持たせて、給食の時間になったら、

お弁当の中身を食器に移して食べる。

という事をされておられたそうです。

 

小麦粉を除去したカレーを皆と一緒に食べた時、

私の同僚のお子様、は涙を流して暖かい給食を皆と一緒に食べたそうです。

そしてその時の感動を、お家に戻ってご家族に伝えられたときに、

同僚の方は、給食でアレルギー除去食を行う事の素晴らしさも感じる事が出来たそうです。

 

そのような事を聞くと、大変ですが作った甲斐があったと思います。

ほんの少しのアレルゲンでも反応の出てしまう人もいるので、

除去食を作る場合は、除去食用の包丁、まな板、お玉、へら、お鍋、食器など、

調理器具から分けなければなりません。

 

病院の場合は、普通食と除去食は、完全に区切られた状態で行われると聞きました。

無論その分の機材と人材も必要になります。

ちゃんとした知識と技術が必要な分野でもあります。

 

少しでも間違えば命に係わる事ですので、除去食を提供する側とされる側、

お互いの了承が取れた状態で、

除去食を行う事がとても大切です。

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リッツ(安西律子)

「武学」を学んではや10年以上・・・・・。 その間に仕事を辞め、結婚をし、 現在は子育て真っ最中です。 私自身が観た視点で、「武学」や、それに関連することなどを、 面白おかしくわかりやすく、お伝えできたらと思っております。 よろしくお願いいたします。

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