今回も、「目標化するときに大切なこと」についてお伝えします。
今回は
深層問題の課題化
についてです。
深層問題が例えば・・・
①自分がない
②行動しない
③勇気がない
④自分を出すのが怖い
の4つになったとします。
ここでイメージしていきます。
・4つの深層問題をそのまま放置すると最悪の場合どうなりますか?
・4つの深層問題を解決すると、最初に書いた問題は全てクリアしますか?
・4つの深層問題を解決すると、あなたの志に近づきますか?
・4つの深層問題を解決した理想の状態はどのような状態ですか?
先ほどの4つが深層問題の場合、
最悪の場合→「やりたい仕事が形にならず、後悔だけが残る」
理想の状態→「やりたいことが仕事として形になり、同志もお客様も増えて幸せな状態」
となるとしましょう。
最初に書いた問題が全てクリアするかにYES、
志に近づくでYESであれば、問題の深層化がうまくいった証拠です。
この深層問題を元に、目標を作成
していきます。
そのためにはまず
全ての深層問題を解決した理想の状態はどのような状態ですか?
をイメージし、一文化します。
そして、
次のフォーマットに当てはめます。
○年○月○日までに(期日)
○○(数値または状態定義)を達成することで
○○(状態)となる。
さて・・・
このフォーマットに当てはめた内容が
戦略目標となる
のです。
さらに続けて・・・
深堀した問題点を課題化していく
ことが大切になります。
深層問題を課題にするために、着眼点を変えていきます。
方法は、問題点を次のフォーマットの形に変換するだけです。
「どのようにしたら、○○できるだろうか」
○○の部分に、問題点の内容が入ります。
深層問題の全てをこの形に変換します。
「どのようにしたら」というフォーマットは、問題点を今後どのように解決するか、という視点に切り替えることが出来きます。つまり、課題化できるのです。
例えば、
①自分がない → どうしたら自分をもてるだろうか
②行動しない → どうしたら行動できるだろうか
③勇気がない → どうしたら勇気が出るだろうか(勇気がもてるだろうか)
④自分を出すのが怖い → どうしたら自分を率直に出せるだろうか
のようになります。
さらに、「○○できるだろうか」の部分は、「ない」という表現は使わないことがポイントです。
例えば、深層の問題が「時間がない」の場合、よくない例は「どうしたら、時間がない状態を解消できるだろうか」と変換することです。
「時間がない」の反対は「時間がある」「時間をつくる」「時間管理が出来る」と表現できるので、変換例は「どのようにしたら、時間を作ることができるだろうか」となります。
人は、「なぜ?」と問われると、過去に思いをはせ、「どのようにしたら?」と問われると、未来に思いをはせます。
「なぜ?」と問いかける時は過去の上手くいった要素を考える時に有効です。
ここで注意が必要なのは、「なぜ?」と失敗したことを問うと、過去の出来事や言い訳を引き出してしまうのです。
そして、叱責されていると感じたり、「自分は悪くない」という「正当化」を引き出し、望む行動にはつながらなくなってしまいます。
続けて行うことがあります。
課題についての解決策を洗い出すこと
です。
どうしたら自分をもてるだろうか?
どうしたら行動できるだろうか?
どうしたら勇気が出るだろうか?(勇気がもてるだろうか?)
どうしたら自分を率直に出せるだろうか?
上記について、
今段階で思いつく限りの解決策を「出し切る」
のです。
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