今回は「武学四大原則」についてお伝えします。
「武学四大原則」とは、次の4つです。
①不教之教
②不用之用
③不完之完
④無形之形
このうち、「不教之教」についてです。
以前に、
孔子(儒教)
釈迦(仏教)
老子(道教)
孫子(孫武・武学)
の中で、孫子「武学」のみ「教」がありません。
「再現性のある科学だから」です。
とお伝えしていますが、この最も根幹をなすものです。
「不教之教」とは
教えないで教える
教わらないで教わる
ことです。
「答えはすべて自分の中にある」
という言い方もできます。
戦国時代から江戸初期にかけての剣客である、伊東 一刀斎(いとう いっとうさい)も次のような趣旨を言っています。
「極意は自分で会得するもので、他人に教えられるものではない」
「人に教えられてできるようになるものではない」
ものすごく深いので、文字でお伝えするのは難しいのですが、
「説明できる」:自分のわかっていることしかわからない
「説明される」:自分のわかっていることしかわからない
のであり、言われていることはわかるが、言われていないことはわからない、
ということにもなります。
・・・そろそろ、頭の中が「???」になっているかもしれません。
「自分の疑問は自分で解決するしかない、しかもその答えは自分の中にある」
ということで、
外の他人は、
ヒントは与えることができますが、教えることはできない
ということになります。
今回の動画は約3分30秒です。
「不教之教」についてお伝えしています。
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