おそらく皆さんご興味があると思いますので、どのようにして武学が伝えられているか?をお伝えします。

「武学との出会い」で、偶然武学の師匠に出会ったことは既にお伝えしました。
弟子入りして、その中から「コイツになら伝えてもよい」と感じることのできる人間を選んで、伝えられます。

スゴイなあ・・・と思うのが、北斗神拳なのですが、
(※北斗神拳(ほくとしんけん)は、武論尊原作、原哲夫画の漫画『北斗の拳』『蒼天の拳』に登場する架空の拳法。)

シュケンによって完成された「北斗神拳」は一子相伝の暗殺拳として伝えられることになったが、歴史はほどなく三国時代を迎え、北斗宗家は白馬寺の会合で3人の英雄にそれぞれ「北斗神拳」の伝承者候補を付けることとした。
こうして生まれたのが蜀の「劉家(北斗劉家拳)」、魏の「曹家(北斗曹家拳)」、呉の「孫家(北斗孫家拳)」である。
この時代「劉家」から伝承者が生まれ、他の二家もサポートに廻り、「劉家」に跡継ぎがでなかった場合は、他の二家から伝承者を出すというシステムが構築された。

~出典『公式 北斗の拳VS蒼天の拳 オフィシャルガイドブック』~

ここまで壮絶な感じ(?)ではありません。
一子相伝と言っても、「ひとりだけ」に伝える、ということではありません。

伝え方は

不立文字(ふりゅうもんじ)

です。

「不立文字」とは、禅宗の開祖として知られるインドの達磨(ボーディダルマ)の言葉として伝わっており、「文字(で書かれたもの)は解釈いかんではどのようにも変わってしまうので、そこに真実の仏法はない。したがって、悟りのためにはあえて文字を立てない」という戒めです。

また、「教外別伝」と言って、全人格をそのまま弟子に伝えることが重要であるとされています。

伝え方は3つの方法を使って行われています。

①体伝:体を使って伝える
②意伝:意識を使って伝える
③口伝:口を使って伝える

であり、文字化はされていません。

また、ひとりひとり骨格・筋力・思考や感情のパターンが違うために、「オーダーメイド」で1:1で直接伝えられます。
伝えられると言っても、不立文字なわけですから、エネルギーを受け取ると言った方が適切な表現なのかもしれません。

しかし・・・

私の場合ですが、この不立文字が当たり前になってしまい、少々苦手になったことがあります。
まあ、勉強してこなかった、というのもありますが、文章を書くのが苦手なのです。

皆さんの前で、自分の内側のエネルギーに沿ってお伝えすることは得意ですが、文字化して文章にするのが得意ではありません。

また、「オーダーメイド」も癖になっており、例えば講座で何かをお伝えする場合、その場に参加してくださっている方を感じ取ってお伝えしていきますので、テキストがあっても脱線(?)していくことが多くなってしまいます。

ただし、テキストに書いていなくても、その場の方には必要なことと感じてお伝えしていますので、ご安心(?)ください。
私の話したいことを話しているわけではないのです。

多くの方が驚かれますが、講演も「ノー原稿」で話します。
その場で必要なことが内側から湧いてくるので、湧いてくるままにお伝えしているのです。

これを世間一般的には「変わった人」というのだと思いますが。(笑)

3分弱の動画です。
3つの伝え方について、簡単ではありますが解説しています。


 

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