今回は「武学は元々あるものをオンにする」についてお伝えします。
約2,500年前という時期は、アジアの文化哲学の基礎を作った時期です。
なぜか登場人物が(時の前後はあるとして)被ります。
孔子(儒教)
釈迦(仏教)
老子(道教)
孫子(孫武・武学)
ただ、「孫子」は、紀元前500年ごろの中国春秋時代の軍事思想家孫武の作とされる兵法書=「孫子の兵法」を指す場合が多いです。
ちなみに「孫子の兵法」に書かれている内容は次のとおりです。
計篇:序論。戦争を決断する以前に考慮すべき事柄について述べる。
作戦篇:戦争準備計画について述べる。
謀攻篇:実際の戦闘に拠らずして、勝利を収める方法について述べる。
形篇:攻撃と守備それぞれの態勢について述べる。
勢篇:上述の態勢から生じる軍勢の勢いについて述べる。
虚実篇:戦争においていかに主導性を発揮するかについて述べる。
軍争篇:敵軍の機先を如何に制するかについて述べる。
九変篇:戦局の変化に臨機応変に対応するための9つの手立てについて述べる。
行軍篇:軍を進める上での注意事項について述べる。
地形篇:地形によって戦術を変更することを説く。
九地篇:9種類の地勢について説明し、それに応じた戦術を説く。
火攻篇:火攻め戦術について述べる。
用間篇:「間」とは間諜を指す。すなわちスパイ。敵情偵察の重要性を説く。~ウィキペディアより引用~
さて、
孔子(儒教)
釈迦(仏教)
老子(道教)
孫子(孫武・武学)
の中で、孫子「武学」のみ「教」がありません。
「再現性のある科学だから」です。
ただし、科学と言っても少し違います。
「頭で考えても身につかない」ということで「身体を使って学ぶ」ことが大切であることです。
柔道の本を読んだだけでオリンピックに出場できるレベルになれるのであれば、素晴らしいかもしれませんが、そのようなことはありません。
「再現性」は「日常で再現できる」ことが大切
です。
なぜならば、道場は異質の空間であり、
身の回りが常に道場の空間であることはないからです。
(道場で一生を過ごすのであれば、そこが日常にはなると思いますが・・・)
日常で使うために
日常でトレーニングする
これが基本であり、違う表現をすると
「自然にできる」
ということになります。
ちなみに・・・
自然にできるのですから、準備運動も必要ありません。
というより、準備運動とは、
「これから不自然な動きをするから、あらかじめ準備して動かしておく」
ということであり、自然の動きではありません。
「自然」というものは、誰にでも与えられているものです。
あなたの身体も、部品でできているわけではなく、
自然にできています。
つまり、ないと思うものでも、元々持っていることになります。
武学はこの
元々持っているものがスイッチオフになっていますが、
そのスイッチをオンにするだけ、とも言えます。
そう、筑波大学名誉教授の村上和雄先生の「遺伝子スイッチオン」です。
今回の動画は約4分30秒です。
「元々あるもののスイッチをオンにする」についてお伝えしています。
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