今回も「抽象度」についてお伝えします。
ここまでで
・抽象度とは何か?
・抽象度の上げ下げと枠の外に出る
についてお伝えしてきました。
今回は、「釜茹でのカエルと抽象度」についてです。
生物学的な実験ではなく、あくまでも比喩ですが、
経営についての話しで「釜茹でのカエル」というものがあります。
・お湯の中にカエルを入れると、すぐに逃げ出す
・水の中にカエルを入れ、ゆっくりゆっくりと熱していくと、温度変化にカエルが気づかずにそのまま茹でカエルになる
というものであり、「そんなアホな???」というお話しですので、比喩です。
「釜茹でのカエル」の話しが伝えたいのは、次のことです。
およそ人間は環境適応能力を持つがゆえに、
ゆっくりとした変化は万一それが致命的なものであっても、
受け入れてしまう傾向が見られる。例えば業績悪化が危機的レベルに迫りつつあるにもかかわらず、
低すぎる営業目標達成を祝す経営幹部や、
敗色濃厚にもかかわらずなお好戦的な軍上層部など。~ウィキペディアより引用~
「抽象度」にも「枠」があります。
この「枠の中で上下」させていても、
今持っている知識や経験を基にした「抽象度の枠」になりますので、
問題解決できない可能性もあります。
問題を解決するためには、
枠を拡げるために、いったん枠の外に出ること
です。
枠を知って、枠の外へ出る
コンフォートゾーン(快適ゾーン)というものは誰でも持ち、生存するための居心地良さを外れると、途端にセーブをかけるという、生存維持機能です。
しかし、
コンフォートゾーン(快適ゾーン)は時として邪魔をする
ということも確かです。
思い切って外に出てみることも大切になります。
例えば・・・
「日本は素晴らしい」というのは
日本以外の国から観て初めて成り立つものであり、
日本国内にいて言ったとしても、
本当に素晴らしいのかどうかはわからない、ということです。
今回の動画は約3分40秒です。
「抽象度の外に出る」についてお伝えしています。
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