今回は、ワークで実際に実験をしてみます。
「どこに意識を持てば、外側(相手)にどんな変化が出るか?」
です。
まず、意識の向け方を時間軸で考えます。
「過去」「現在」「未来」となります。
「世の中的に大きな2つの意識の向け方」
がありますので、その違いをまずは説明します。
「過去志向」と「未来志向」
です。
「過去志向」=「原因志向」
→今あるのは何が原因だったのだろうか?という「意識の向け方が過去側にある状態」です。
「未来志向」=「目標志向」
→どんな未来にしたいのか?という「意識の向け方が未来側にある状態」です。
となります。
この意識の向け方で、力の状態が変わります。
動画で詳しく説明していますが、
①座った状態で
②Aさん、Bさんを決め
③空中腕相撲のように、Bさんは、Aさんの手首を持ち
④力をゆっくりとかけていきます
Aさんの手首を持っている、Bさんの力の方が弱くなります。
(※Bさんの方が不利な状態=Aさんはてこの原理を使えるので、強くなります。)
ここで、ワークを2つ行います。
(1)Aさんは、持たれている手首の内側に意識を持つために、腕を刺激します。
→もう一度空中腕相撲をすると、Bさんが勝ちます。
(2)Aさんは、持たれている手首の外側に意識を持つために、手や指先を刺激します。
→Aさんが勝ちます。
このように、身体を使って実験すると、エネルギーの流れや強さを試すことができます。
私のお伝えする講座や講演会などでは、目で見て理解していただけるように、こうしたワークを取り入れています。
さて、ここで示唆するのは、次の2つのことです。
■「なぜできなかったのか?」などの「原因志向」は「エネルギーを弱める」
■「どのようにしたらできるだろうか?」などの「未来志向」は「エネルギーを高める」
です。
「今自分はどこに意識を向けているのか?」
無意識を意識化するだけでも、違いが出ると思いませんでしょうか?
今回の動画は3分弱です。
力の変化を実験していますので、過去志向か未来志向かでエネルギーが変化することがおわかりいただけます。
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