今回は「大和(やまと)の考え方」についてお伝えします。
大和とは、漢字のごとく、「大きな和」のことです。
何事も包み込む寛容さ、とも表現できます。
クリスマスを祝い
除夜の鐘を聴き
神社に初詣に行く
これも「寛容さ」を表現するエピソードです。
少し深さが増します。
「自らが正義である」と定義すると、「他は不正義」となります。
「他を包み込む」ことができなくなり、
「争い」を生み出します。
「争い」とは「どちらが正しいか?」を主張し、分離しているだけだから
です。
大和の精神は、全てウェルカム
で、
世界を平和にできる種を持っている
とも言えます。
もっと言えば、
「選択とは変えられるものであり」
「選択しないことを選択する」
とも言えます。
この価値観を
葛藤→共生→調和→融合
のプロセスで「融合化」するのが日本です。
日本語はあいまい、と言われますが、
あいまいさこそが日本の価値観であり、
あいまいということは、全てを包み込むことにもつながります。
さらには、
「武士道」=「大和の精神」
なのですが、
葛藤→共生→調和→融合
の価値観は、
もっと遡ることができます。
神話である「古事記」がそうです。
712年に太安万侶(おおのやすまろ)が編纂し、元明天皇に献上されたとされる古事記。
稗田阿礼(ひえだのあれ)の記憶と帝紀及本辭(旧辞)など数多くの文献を元に古事記が編纂された、とされていますが、おそらくその根本には「縄文時代からの価値観」が息づいていると思われます。
つまり、
「元々持っていた」
のです。
そして、私たちは「忘れてしまっている」のかもしれませんが、
綿々と現代に引き継がれているのです。
「まつり」は、漢字にすると
「祭り」「祀り」「政り」となります。
お祭りとは、先祖を祀る=昔の価値観を今に遺す
政りとは、先祖を祀りながら未来をより良くする
こうした意味が込められていると感じますが、あなたはいかがでしょうか?
今回の動画は約4分です。
「大和の考え方」についてお伝えしています。
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