武学体術では、手合わせの稽古を行うこともあるのですが
この時に「相手をやっつけよう」とか「負かそう」「勝とう」と思うと
相手はそれに対して防御して固くなるので力技が必要になり、武学体術ではなく格闘技になってしまいます。
いかに平常心で、自分のエネルギーを整え、相手にエネルギーを入れていくか
崩れたたのに嬉しそうだったり、元気になったりする、というものなのです。
これは、日常での「会話」や「あり方」でも応用できます。
苦手な相手に対して、「苦手だなぁ」と思っていると
「苦手だなぁ」が伝わってしまいます。
「怖い」と思っていると、相手は余計怒ってきますし、
逆に怖さから強く出ると、相手は極度に恐縮するかともあります。
コミュニケーションのスキルにばかり頼りきりでも、相手には上辺な感じや、わざとらしさが伝わります。
武学体術と同じように、自分のエネルギーを整えて、相手に接していくと
自分の中にある「苦手」「怒り」「怖さ」「寂しさ」が少なくなり
相手もそれを感じてコミュニケーションしてくれるので
良いコミュニケーションが出来ることが多くなります。
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