神社参拝の基礎知識~その5~
として、今回は、
3種類のお辞儀
についてお伝えします。
■神社参拝の基礎知識~その1~はこちら■
■神社参拝の基礎知識~その2~はこちら■
■神社参拝の基礎知識~その3~はこちら■
■神社参拝の基礎知識~その4~はこちら■
お辞儀の種類は大きく3種類あります。
揖・禮・拝
です。
「神拝作法」と言って、
神道の作法では、
お辞儀にそれぞれ名前があります。
どの場面で行うお辞儀かによって、
姿勢や角度も変わってきます。
ただ・・・
他人にするお辞儀と同じです。
細かな作法は置いて、
ここでは、おおまかにお伝えして行きます。
(※細かくお伝えすると、ややこしくなりますので。)
ご興味があれば、
ご自身で調べてみてください。
まず先に、
コミュニケーションにおける対人のお辞儀
を整理してみましょう。
1.会釈
人とすれ違うときなどに使うお辞儀です。
相手を認識しているという意思表示になることもあります。
約15度に上体を傾けて行います。
2.敬礼
お客様や目上の方に対して使うお辞儀です。
約30度に上体を傾けて行います。
3.最敬礼
感謝、謝罪などを行うときに使うお辞儀です。
約45度に上体を傾けて行います。
神社参拝の際のお辞儀も、
上記とほぼ同じです。
揖:15~30度≒会釈
鳥居をくぐる時、玉串や盃を受け取る時に行います。
禮:45~60度≒敬礼
拝殿前(参拝前)、大麻(おおぬさ)を受ける時に行います。
一般的に、
祝詞(のりと)や祓詞(はらえことば)奏上の間は、
深めの禮をします。
拝:90度≒最敬礼
最高の敬意を表しますので、
拝殿(神前)で行います。
拝殿前に立札で
二礼二拍手一礼
となっていたりしますが、
二拝二拍手一拝
です。
ただし、
多分伝えてもわからないのだろうな・・・
という意図で、
二礼二拍手一礼
と書かれているのだろうなあ、
とは思います。
上記のとおり、
お辞儀には種類がある
ということだけ覚えておけば良いと思いますし、
何度もお伝えしているとおり、
氣持ちが大切です。
正しいお辞儀の仕方
正しいお辞儀の仕方があります。
①頸椎と胸椎を立てる
②重心を足裏で感じる
③仙骨を後ろにスライドする
です。
ぜひ参拝の際に、
試してみてください。
また、時間があれば、
神社で神職の方がどのようにしているか?
を観察してみるのも良いと思います。
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お辞儀の正しい仕方
もコンテンツでお伝えしています。
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