今回は「会議の進行役「ファシリテーター」7つの役割~その7~」をお伝えします。
(大丈夫です、これで最終回ですから。)
会議を行う上で、最も重要なのは進行役、「ファシリテーター」です。
今回から「ファシリテーターの7つの役割」をお伝えしていきます。
まず、ファシリテーターの役割は、一言集約すると
「雰囲気コントロール」
となります。
「雰囲気コントロールのためには何が必要か?」が7つの役割に細分化されています。
今回は
役割6:シェアとフィードバックを促す
です。
各プロセスごとに承認をすることで、プロセスやコミュニケーションを完了させることが重要です。
指示した後、シェアした後など、
各プロセスごとに疑問や質問はないか承認を得る、
今これを決めたことを確認して総括します。
例えば
「今日はこのことがはっきりして良かった」
「この点がはっきりしなかったことが分かった」
「このことについて話せてよかった」
「新たに○○について疑問点が生じた」
などをお互いに同意し、確認します。
ファシリテーターは指示内容が完璧だと思っていても、
伝わっていない場合もあります。
シェアした内容がみんな納得する意見だと思っていても、
実は納得できていない人がいることもあります。
分からない、納得できないと割って入ってくれる人ならいいですが、
そういう人ばかりではありません。
割って入れない人の疑問や質問を放って次に進むと、
その人はずっとそのことを考えて先に進めなくなってしまい、
会議の雰囲気も崩れてきます。
プロセスごとに丁寧に承認・同意を得るこを習慣にすると
区切りがついていきます。
このように、
参加者全員の行動や思考をひとつのことに集中させ、
終ったら次に切り替えさせることが、
ファシリテーターの進行で重要なことでもあるのです。
いかがでしたでしょうか?
7回に渡ってお伝えしました。
「ファシリテーションスキル」はとても重要なのです。
会議法=兵術
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