今回は「会議の進行役「ファシリテーター」7つの役割~その5~」をお伝えします。
会議を行う上で、最も重要なのは進行役、「ファシリテーター」です。
今回から「ファシリテーターの7つの役割」をお伝えしていきます。
まず、ファシリテーターの役割は、一言集約すると
「雰囲気コントロール」
となります。
「雰囲気コントロールのためには何が必要か?」が7つの役割に細分化されています。
今回は
役割5:明確な行動指示
です。
会議の参加者が、
会議の目的を達成するために、
ファシリテーターとして大切なことの中に
「行動指示」
があります。
今から参加者は何をするのか、
明確かつ具体的に伝える必要があり、
決して参加者を迷わせてはいけません。
例えばグループシェアをしてほしい場合、
「グループ内でシェアをしてください」では不十分。
「グループでシェアをしてください。
リーダーから時計回りに、
付箋に書いた内容だけを読み上げてください。
制限時間は○分です。
よーいスタート」
と具体的に指示をします。
今から行うことに対して、
どれくらいの時間をかけていいか制限時間を伝えること、
いつからスタートしていいか示すことは重要です。
タイムキーパーはファシリテーターの役割。
これによって、
「SGMAのスピード」をコントロールすることが出来るようになります。
ただし、
終っていないものを強制的に終らせてはいけません。
必ず時間延長の必要性を確認し、
延長希望があった場合は喜んで受け入れます。
延長希望時間が3分や5分という長い時間だった場合は、
進行状況・タイムスケジュールを意識しながら、
ファーストチェスの話をしてスピードの大切さを伝え、
時間調整を行っていきます。
延長時間も含めて、
時間が終了する際には、
終了の合図
をします。
これによって、
次に進むという気持ちの切り替えができるようになるのです。
会議法=兵術
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