今回は「問題は大きく分けると2種類」についてお伝えします。

「問題はパワー」であり、
理想があり、その通りになっていないから問題になっている、
ならば、どのようにすれば問題は解決するだろうか?により問題解決していくことで、
理想に近づいていくことになる。

ということを既にお伝えしています。

問題は大きく2種類あります。

①目に見えて事象として起こる「表層問題」

と、

②表層問題を引き起こしている「深層問題」

です。

表層問題はモグラたたきと同じで、次々に出てくる表面的な事象です。

表層問題を引き起こしている深層問題を解決しない限りは、ずっとモグラをたたくことになるので似たような問題が出続けます。

しかし、この深層問題にアプローチしようとすると、

「防衛反応が起こりやすくなる」

のです。

人が他人に本心を伝えたくないのと同じで、真相に近づけば近づくほど、つまり問題を深層化すればするほど、拒否反応が起こります。


クリストファー・ノーラン監督・脚本・製作による2010年のアメリカのSFアクション映画である『インセプション』(原題: Inception)は、ご存知でしょうか?

ぜひ一度と言わず、何度でも観てください。

「防衛反応」がよくわかります。

夢の階層が深くなればなるほど・・・つまり、潜在意識に近づけば近づくほど、「防衛反応は強固になる」ということを表現しているからです。


他人や環境のせいにしたり、そもそも問題がないように振舞ったり、過去のやり方にこだわったり、被害者でありかわいそうな人だと振舞ったり、他の事に一生懸命取り組んだりすることが代表的な防衛反応です。

永続的な発展を目指すのであれば、深層問題を解決していかない限り、延々と表層問題に対処するばかりの対処療法になってしまい、根治にはならないのです。

かといって、正面から正当法で問題を深堀りしていくのは大変です。

防衛反応を起こしにくくしながら深層問題を観て解決に繋げて行く方法が、「付箋ワーク」です。

しかも、

ひとりでやるよりも他人と一緒にやる方がより効果的

です。

なぜならば、

「視点の多様性」
「客観的に観る」
「ストレートに表現できる」

というメリットがあり、深層化がたやすくなります。

付箋を使って、他人に深層化してもらった「深層問題」を観た時に

大ショックを受けると、それがあなたの深層問題である可能性が高いです。

ただし、デメリットもあります。

全員それぞれの深層問題に嫌でも直面すると、水を打ったようにシーンと場が静まりますので。

喜んでいるのは、ファシリテーターとサポートです。

「深層化問題に行き着いたね!」と表情には出しませんが、心の中で大喜びしています。


 

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