今回は「古事記」についてお伝えします。

最初に、古事記について列挙します。

・712年に太安万侶が編纂し、元明天皇に献上された
・上つ巻(序・神話)、中つ巻(初代から十五代天皇まで)、下つ巻(第十六代から三十三代天皇まで)で構成
・上つ巻が、天地開闢から日本列島の形成と国土の整備が語られ、天孫降臨を経て神武天皇の誕生までを記す、いわゆる「日本神話」

ここで、720年に「日本書紀」も編纂されていますが、違いを簡単に表現してしまうと、

「古事記」:「国内向け」(漢字の訓読みを利用)に日本の古(いにしえ)を伝える
「日本書紀」:「海外向け」(漢文)に日本の来歴を伝える

となります。

約1,300年前に「古事記」であり、編纂時点で「古(いにしえ)」なのです。

さて・・・

「神話」と「伝説」と「昔話」はどのように違うか?をあなたは説明できますでしょうか?

「神話学」というものがあり、カテゴリーが違う扱いになっています。

「神話」:事実でもなく虚偽でもない、国のアイデンティティを記したもの
時間軸→世界ができる「前」
場所軸→今とは違う空間

「伝説」:核に何かの事実があり、伝わるうちに誇張・神秘感が付け加えられたもの
時間軸→歴史上のある時点
場所軸→場所が特定

「昔話」:フィクション
時間軸→時間がない(昔々)
場所軸→場所が不定(あるところに)

です。

さらに・・・

「上つ巻」は「壮大な成長のストーリー」になっています。

①天地のはじめ
→イザナキ・イザナミの出自

②イザナキ・イザナミの物語
→国生み、禊による「天照大神・ツクヨミの命・スサノヲの命」の出現

③天照大神とスサノヲの命の物語
→天の岩屋戸、八岐大蛇(やまたのおろち)
→三種の神器が高天原に揃う

④大国主の物語
→国作り

⑤国譲りから天孫降臨
→ニニギの命

⑥海さち・山さちの物語
→地上を統べるにふさわしい資格を得る(「山」「海」「国」の3つを統べる力が必要)

⑦神武天皇の物語
→(中つ巻に入る)初代天皇の誕生


ここまで書いてきましたが

何をお伝えしたいかと言うと、

神話はその国のアイデンティティを表現する
神話を知らずしてアイデンティティは語ることができない
他国にはどんな神話があるのだろうか?どんなアイデンティティがあるのだろうか?を知る

こうしたことが大切、ということです。

神話を「目の前の人」と置き換えても成り立ちます。

己と相手を知らずして、アイデンティティは理解できない

ということになるのですし、

今、神話を習うことはありませんが、
自ら学んでみて、その内容について賛否すればよいのであり、
誰かが何かを言っているからと鵜呑みにするのはいけない、

ということです。

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