禮の状態を確認するためのワークの一つに立ち腕相撲があります。
禮をした状態がニュートラルになっているかを確認するもので、
エネルギー状態が出来ていると、力を入れない感覚なのに腕相撲で強くなります。
その時の失敗談シェアです。
禮の7つの確認項目を意識して禮をしたのに、
腕相撲をする相手に向かっていった瞬間
「ちゃんとできなければ」とか
「なめられていそう」とか
「体格差がありすぎる」とか
そのようなことがフッと頭をよぎった瞬間に
禮でつくったエネルギーはなくなり
腕相撲でも力と力の勝負になり負けました。
「間が入る」というのはこういうことか・・と。
この話を講座でシェアしたときに、
「だからいろんな人と稽古が必要なんです」
と言われました。
「自分がどういう人を苦手と思っているのか、
どういう状況だと良い恰好しようとするのか、
一発でわかりますよ」と。
分かった上で、
ニュートラルになるように身体や心を整えていくのか、
それでもいいとするのかは自由です。