自分が自分に抱くイメージは、

自分が自分に語り掛ける言葉やイメージ、自問自答の

量と質によって作り上げられていきます。


例えば、

相手が真顔で「ありがとう」と言ったとき

Aさんは「余計なことしたかな、怒ってるかも」と思い、

Bさんは「喜んでもらえてよかった」と思うとします。


Aさんはその後、

あれが良くなかったかもしれない、

いつもこうして相手を怒らせてしまう、

この前も別な人をこうやって怒らせてしまった・・・と思いを巡らせる。

この時間が長ければ長いほど、

自分は人を怒らせやすいというイメージが定着していきます。


Bさんはその後、

喜んでもらえてよかった、

今度は笑顔をみたいな、どうやったら笑うか・・・と思いを巡らせる。

この時間が長ければ長いほど、

自分は人を喜ばすことができるというイメージが定着していきます。


そして、人は自分が描く自分のイメージ像に基づいた行動をしますので

極端な話をすれば、

Aさんは怒りやすい人に、怒ってくれそうなことをします。

Bさんは喜び上手な人に、喜んでくれそうなことをします。


このループから抜けるには、

相手に真意を確認したり、

真顔だからと言って怒っているとも限らない

お礼を言っているからと言って喜んでいるとも限らないなど

別の視点から物事を考えるようにしてみたり、

そもそも相手の反応をあまり気にしないなど

さまざまな選択肢に気づき、選び、行動することができます。


これは、相手がいる場合だけに限らず、

自分が自分のために選ぶモノ・人・環境など全てにおいても言えます。

なので、

どのような質問を自分に投げかけるかを大切にし、

どのような答えを自分が持っているか知ることが大事です。


自分の理想の状態と今の考え方のクセのギャップに気が付くことが出来れば

行動は少しずつでも変わっていくことが出来ます。

 

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