今回は「チームビルディング」についてお伝えします。

歴史を見たとき、日本という国はいかに不思議な国なのか?がわかります。

皇紀で言えば、2,600年以上の世界最長の歴史を持つ国であり、古来の自然信仰、神話、言語、民族の4つの要素がひとつにまとまって、今も活きている国が日本です。

海に囲まれているという地の利はあろうが、クリスマスを祝い、除夜の鐘を聴き、初詣に行くと言う、違う宗教行事さえ生活の一部に取り入れていますし、また、漢字をそれまでの大和言葉と融合し、さらには平仮名・片仮名も創作しています。

古事記を読んでみてもわかりますが、2,600年以上も国を運営しているのは世界最古の企業と言っても過言ではありません。

では、どのような運営をしているのか?に注目すると、価値観を融合していく「チームビルディングのプロセス」となる「葛藤→共生→調和→融合」と一緒なのではないか?と思います。

タックマンモデル

「チームビルディングのプロセス」は、心理学者のタックマンが提唱した、チームビルディング(組織づくり)における発展段階のモデルである「タックマンモデル」(形成期→混乱期→統一期→機能期)にも一致しています。

「葛藤」とは、相反する動機・欲求・感情などが存在し互いに譲らず対立しそのいずれをとるか迷う状態。
どちらが正しいか?の分離が起こる状態です。

「共生」とは、違いは違いのままで、お互いを尊重し合う状態。

「調和」とは、相手と自らの接点を探し出し、つり合いを取りまとまっている状態。

「融合」とは、完全ではないかもしれないが、ひとつになる状態

です。

世代は交代するのであり、融合した後はまた葛藤期が出てくるということになるが、融合を目指していくことがチームビルディングには不可欠、ということになります。


 

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