今回も、「目標化するときに大切なこと」についてお伝えします。

今回は

PDCAサイクルでは改善しない

ことについてです。

業務の問題解決や自分の問題解決の方法として有名なものにPDCAサイクル(plan-do-check-act cycle)があります。

しかし、PDCAを使いこなしている会社や人は少ないと思います。
なぜなら、PDCAの各工程の定義が曖昧で、それぞれに欠けている要素があるからです。

Plan(計画)は計画者の力量に寄るところが大きいといえます。
多くの計画が、いつまでに、(誰が)何を実行し、どのように検証するのかを明確にしていないためです。

これではその後のDo(行動)でいつまでに何を実行すればよいか、その報告をいつすればよいかが分からず、Check(検証)の方法も分からなくなってしまいます。
検証が出来ないので、Action(改善)が「次、気をつける」といったとても曖昧なものになり、改善されずに繰り返されてしまいます。

さらに、PDCAの計画はDo(やること)にフォーカスする傾向がありますが、これでは本来のポテンシャルはフルに発揮されにくくなります。

「あなたは誰で、何をしたいのか?どうなりたいのか?」を明確にし
自分事として、絶対に達成しなければならない理由(感情)が入っている

必要があります。

さらに、Action(改善)したものを、次のPlan(計画)に活かす方法は、ほとんどの場合知られていません。
これらのことを独自に細かく決めていった会社やチームのみが、PDCAを使いこなせていると言えます。

一方、インフィニティー7はPDCAの曖昧さをなくし、個人でも組織得でも活用できるサイクルです。

PDCAとインフィニティー7の一番の違いであり、一番重要なポイントは「動機付け」です。

人は自分ごととして、絶対に達成しなければならない理由(感情)があれば、本来のポテンシャルを最大限発揮できます。

「絶対に達成しなければならない理由(感情)」を中心に回っていくサイクルが
インフィニティー7

です。

まず基本的な考え方は「Be(状態)」→「Do(行動)」→「Have(得られる成果)」の順です。

最初に欲しい状態は何か?から始まり、
そのためにどのような行動をするのか?の計画を作り実行し、
その結果得たい成果を手に入れることができます。

一般的な社会通念では、「Have(所有)」→「Do(行動)」→「Be(状態)」の順です。
例えば「お金を得られれば(Have)車が買える(Do)、車を買うことで喜ぶことができる(Be)」といった順に思考されますが、本来は真逆です。

図の番号に沿って、手順をお伝えします。

インフィニティー7

①感情(Emotion)を言語化したものが「追究するもの」=「志」(Mission)
②「追求するもの」(Mission)を「達成するもの」にする→「志」+「期日」+「状態定義」(1~2年後の目標)(Vision)
③細分化し行動レベルの目標にする→行動目標の設定(Plan)
④志から目標までを感じる。(Emotion)難しいと感じる場合①へ。やる気がみなぎる場合⑤へ
⑤目標管理シートを使って毎日確認&実行(Action)
⑥行動目標の進捗状況をチェックする。うまくいっていない原因を検証(Check)
⑦行動目標のなかで上手くいった原因、機能した点を応用、習慣できるように手法化(Technique)
⑧達成感・未達成感を味わう。(Emotion)

「時間の経過により、理念を再度チェックする必要があると感じたとき」には①へ。
「戦術目標へ向かって、目標の行動化を繰り返すことが必要と感じた場合」には⑤へ。

このようなサイクルで回していくと、
クルクルと螺旋を描くように昇華していくようになるのです。


 

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