武学の「徳」

レノンリー「企業家というよりかは、会社の社長とかでも構わない。

何故戦国武将でないのか?

何故宗教家じゃないのか?

ここから考えた方が分かるかもしれない。

 

これは「武学」の「三徳」を知る必要がある。」

リッツ「武学の三徳?」

レノンリー「仁格・仁徳・仁望 この3つを含めて「徳」と言う。」

 

ジョーイ安西「つまり、この3つが揃っている方って事ですか?」

レノンリー「そう。」

O皮氏「つまり、戦国武将や、宗教家には3つが揃っていないって事ですね?」

 

レノンリー「例えば、宗教家で凄い人。 ダライ・ラマ、マザー・テレサなど。

彼らは人格者だとは思う。

人格は非常に高いだろうね。

 

そして、未来が素晴らしいものになればいいってきっと思っている。

人徳も非常に深いとは思う。

しかし、社会的な影響を与えることは出来るだろうか?

 

彼らがスピーチや活動をする事で、社会や世界がどのように豊かになるだろうか?

戦争がおさまり、餓死する子供が減るのだろうか?

社会や世界への実際への影響。

 

つまり人望にあたる部分が宗教家は薄く感じる。」

 

リッツ「んじゃ、戦国武将は?

彼らは国のトップだから人望が無いとだめだし、

多くの人に慕われるために、人徳もあるべきじゃないのかな?」

 

レノンリー「んじゃ、人格は?

逆に人格者であったり、人徳が深い人間ならば、

長期未来志向を使って戦を起こすことは出来ないはずだ。

 

戦国武将は部下や自分の国の民からは慕われる必要があるけれども、

戦うべき逆に敵に対しては冷酷にならなければならない事がある。

自国を守るために。」

 

Sの木「確かに・・・・・。」

レノンリー「ジョーイ安西は、何故企業家だと思った?」

ジョーイ安西「何となくです!」

レノンリー「カンかよ!」

 

ジョーイ安西「だけど、何となくですが、社会に影響できるタイプの人物かとは考えました。」

レノンリー「そういうこと。

自身の目的を達成するのに、多くの人の力を借りる必要がある事と、

その目的は世界や社会に貢献できるものである事。

 

人格・人徳・人望が揃っていないといけない。

そして、「武学」を志す者は、仁格・仁徳・仁望にまで引き上げなければいけない。」

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リッツ(安西律子)

「武学」を学んではや10年以上・・・・・。 その間に仕事を辞め、結婚をし、 現在は子育て真っ最中です。 私自身が観た視点で、「武学」や、それに関連することなどを、 面白おかしくわかりやすく、お伝えできたらと思っております。 よろしくお願いいたします。

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