コミュニティーの力 その6

レノンリー「非力だったホモサピエンスは、集団行動をとることで生きる事が出来た。

その情報がDNAレベルで刻まれてるから、

俺達にとって一番キツイのは、無視されたり除外されたりする事や。

何故なら、そうなると生きる事が出来ないと、本能で思ってしまうから。

 

集団の中で、「自分が不要だ」と思われることほど恐ろしいと感じるものは無いねん。

イジメられて悲観して自殺する原因は全てこれや。

ただ、これからの時代は違う。

インターネットがあるから、家の中で引きこもってても何処かの集団に参加する事が出来る。」

 

O皮氏「例えばゲーム仲間とかですか?」

レノンリー「そう。 引きこもった子供がインターネットゲームで友達作って、

オフ会とかして集まる。

学校行って友達作らんでも、ゲームを通じて友達を作る事が出来る。

 

例えば仕事を持つシングルマザーの集まりで、皆でそれそれの休みの日に交代で子供を見る。

高額な金を払って託児所に子供を預ける必要が無くなったり。

これから自由自在にそんな事が簡単にできる時代が来る。

 

そうなると、よく理解しないといけないのは、コミュニティーとは何ぞや? やねん。

ググってみたら、コミュニティーとは、

①町村、都市、地方などの、居住地域を同じくし、利害を共にする共同社会。

②生産・自治・風習・習慣などで深い結びつきを持つ共同体。

③財産・権利・趣味・思想などの共有や一致による社会的交わり

①、②、③のこのような状態にある人々の集まりを指す

 

まー、つまり人が何らかの目的で集まったらコミュニティーって事やねん。

ただ、井戸端会議じゃなくて、コミュニティーには目的がある。

その目的に人は集まる。

そしてこれからはそこに金も絡んでくる。

 

コミュニティーと井戸端会議の圧倒的な差は、

コミュニティーには意図や意味がある事。

何らかの目的をもって人が集まっているのがコミュニティー。

意図が無いのが井戸端会議。

 

コミュニティーは目的や意図があるから、

そこに必要なのは教育や躾をする人間ではなく、

集まった人を目的地まで案内するリーダーや指導者が必要になる。」

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リッツ(安西律子)

「武学」を学んではや10年以上・・・・・。 その間に仕事を辞め、結婚をし、 現在は子育て真っ最中です。 私自身が観た視点で、「武学」や、それに関連することなどを、 面白おかしくわかりやすく、お伝えできたらと思っております。 よろしくお願いいたします。

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