感謝に勝る武器は無い その1

レノンリー「これは物事の本質やと思うけど、

感謝に勝る武器は無い。

やねん。」

全員「・・・・・・?」

 

レノンリー「この感覚ってメチャ分かりにくいねんけど、

体術の練習をしてたら絶対にここにしか行きつかない。

「感謝」っていうのは、「ありがとう」やねんな。

「ありかとう」は物事を終わらせる言葉でもあるねん。」

 

レノンリー「一つのワークをやってみよう。

多分前もした事があると思うねんけど、

ジョーイ、そこのペン取ってくれる?」

ジョーイ安西「はい、どうぞ。」

 

レノンリーは受け取ったまま何も言わずに、ノートにペンで何かを書き始めました。

ジョーイ安西「・・・・・・・・。」

レノンリー「もう一度。 ジョーイ、あのマジック持ってきてくれる?」

ジョーイ安西「は、はい・・・。」

 

ジョーイ安西は、少し離れた場所にあるマジックを取ってきて、

レノンリーに渡しました。

レノンリー「ありがとう! 助かったわ。」

今度はレノンリーはジョーイ安西の顔を見て、しっかりと感謝の言葉を伝えました。

 

レノンリー「さて、ジョーイ、1回目と2回目、何が違う?」

ジョーイ安西「1回目は、正直なんだかモヤっとした気持ちになりました。

何か言葉は無いのですか?

って思ってしまいました。」

 

レノンリー「2回目は?」

ジョーイ安西「気持ちが良いというか、スッキリと物事を終えた感じです。」

レノンリー「そういうことやねん。

感謝で終わらないものは、思いが続いてしまうねん。

 

俺達が普段何気なく使っている感謝の言葉も、

ちゃんと意味があるねん。

無かったらめっちゃ気持ち悪いやろ?」

ジョーイ安西「物凄く気持ち悪いですし、何か相手の言葉や行動を待ってしまいますね。」

 

レノンリー「でもそれでも相手が何もしなかったら落ち込むよな。」

ジョーイ安西「いやな気分が続きます。」

レノンリー「ありがとうは最強なんよ。」

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リッツ(安西律子)

「武学」を学んではや10年以上・・・・・。 その間に仕事を辞め、結婚をし、 現在は子育て真っ最中です。 私自身が観た視点で、「武学」や、それに関連することなどを、 面白おかしくわかりやすく、お伝えできたらと思っております。 よろしくお願いいたします。

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