「志命」を出す その12

ジョーイ編 その3

リッツ「・・・・・・・・・・・・・・・。」

何だか非常に私が繊細な事が分からない、神経の野太い人間のような、

言い方をされた気がしたんですが・・・・。

まぁ、イイでしょう。

 

レノンリー「ただ、俺は、「闇」は明るみに出すものだ。

といった。

それはどういうことかというと、

例えば自分には人に言えない秘密があるとする。

 

例を上げるならば、自分は性同一性障害。

いわゆる、レズビアンやホモセクシュアルのような人前ではなかなか話せない事。

言ってしまったら、周りの人に不快な思いをさせてしまう可能性があるし、

何よりも自分自身が深く傷ついてしまう。

 

カミングアウトをした方が良いのかどうなのか・・・・?

人は誰しも一つや二つ、誰にも言えない、自分さえ認識したくない事を持っている。

では、それを人前でベラベラ話せばカミングアウトしたことになるのか?

そうすれば自分はその呪縛から解き放たれるのか・・・・・?

 

そうではない。

もし、それを人に伝えて差別を受けて自分が深く傷つくならば、

それは言わない方が良い。

ただ「闇」の部分というのは、その人の人間形成、人生形成に深くかかわっているから、

 

その「闇」を明るみに出して、自分の人生を前に進めたい。

そうおもっているのであれば、それは明るみに出した方が良い。

俺はジョーイにそうアドバイスした。

何故ならば、「武学」は「闇」を認識することから始めるものだから。

 

自身の「闇」をまな板の上において、そこにスポットライトを当てる。」

リッツ「そんな事したら辛いじゃないですか!!」

レノンリー「そうやな。

誰だってそんな事はしたくない。

 

しかし、人生を前に進めるためにそれが必要ならば・・・・?」

O皮氏「つまりその闇を明るみ出す事が自分にとって必要であるならばって事ですか?」

レノンリー「そう。 自分がそう思うならばって事。」

Sの木氏「でもそれは、自分が選んでいいんですよね? 決して強制ではないですよね?」

 

レノンリー「武学に強制は無い。

全て自分の意志で選び、自分で行動する。

選び、行動するのはジョーイ自身やと俺は答えた。」

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リッツ(安西律子)

「武学」を学んではや10年以上・・・・・。 その間に仕事を辞め、結婚をし、 現在は子育て真っ最中です。 私自身が観た視点で、「武学」や、それに関連することなどを、 面白おかしくわかりやすく、お伝えできたらと思っております。 よろしくお願いいたします。

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