生物の進化を観ていくと、面白い(?)ことに氣づきます。
最初は、口・腸・肛門しかなく、
後に視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚ができていますし、
脳も後にできている機能です。
ちなみに、起源をさかのぼっていくと、約5億年前に出現した原索動物であるホヤの幼生に行き着きます。
生命が誕生して約38億年ですから、割と最近(?)です。
その後、脳の進化は、基本構造が変化するのではなく、新しい機能が付け加わるように進化してきています。
よくよく考えてみると・・・の考えることも、最近なんです。
直接尋ねたことはないのですが、
マグロは、「今日泳いどいた方がよいだろうか?」「いやいやいや、日曜日なんで休みじゃ」とは考えないでしょうし(←多分)、スズメが「今日は乗り気じゃねえ」「やってらんないよ」とは考えないのではないか?と思います。
(※もしかしたら、考えているのかもしれませんが。)
とすると、
脳で考えたことが、
あたかも問題のように思えて、
前に進めなくなって行動できなくなる
というのは、なぜなのでしょうか?
まず、
問題を創り出す「モト」は、
記憶を呼び覚ます感覚
です。
記憶は、過去の経験や体験からインプットされるか、他者からインプットするものです。
「考え」は「二元性の世界」です。
善⇔悪、正しい⇔間違っている
これが二元性です。
対立はなぜ起こるのか?と言えば・・・
AさんとBさんが対立しているとすると、
どちらも「自分が正しい(相手が間違っている)」と「考えて」いるからです。
さらには、違う視点で言えば、
「日本語はあいまい」と言われていますけれども、
「外国語と比較して」という視点にあるだけです。
このように、二元性は「切り分けて考える」ことになります。
ところが、いわゆる「本能」と呼ばれる「察する能力」は、自分に必要なモノ・コトをちゃんと知っているのです。
「ちゃんと知っていることを知る」
このことで、問題を解決できるようになっていきます。
つまり、
頭で考えることで問題が起こっている
たったのこれだけなのです。
今回の動画は5分30秒弱です。
「頭で考えることで問題が起こっている」についての原理をお伝えしています。
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