感謝に勝る武器は無い その5

真の善人に成るには、究極にあくどい事をしまくって、

それこそ処刑されるくらいまでになって、

ああ、取り返しのつかない事をしてしまった!

どうしよう~~~~!!

 

だけどもう、過去に戻って修正する事なんてできない。

謝ったって許してもらえない。

こんなことするんじゃなかった!

死んで償いたいけどそれも出来ない。 死ぬことは償いじゃないから。

 

そうなったら、人間はどんな行動をすると思う?

多分俺が思うに、本当に人のために尽くそうって思うと思う。」

リッツ「んじゃ、人生の経験量ってことになってくるじゃないですか・・・・。

だけど、私、罪を犯したりとかしたくないです・・・・。」

 

レノンリー「あえてそこまでする必要はない。

ただ、何の為に良心の呵責や罪の意識があるのか。

そういった、自分の消してしまいたい「闇」に対し、

どのようにして立ち向かうべきなのか。

 

すべての責任は私にある。

ってところに立った時、

「闇」は極まり「陽」に転ずるねん。

これはでも、物凄く苦しいし、誰もが避けたいことや。

 

「闇」を知らず、「闇」を見ず、「闇」から逃げる者は、

絶対にそこに立つことは出来ない。」

 O皮氏「・・・・誰だって、大なり小なり「闇」をもっていますよね・・・・。」

レノンリー「大きさに意味は無い。

 

自分の「闇」を見ることほど恐ろしいことは無い。

それでも人生のすべての責任を負う覚悟を持った時、

 初めてその人の行動は人の役に立つものになる。

それが本当の「善行」や。」

 

ジョーイ安西「つまり、俺達はそうあるべきなんですね。」

レノンリー「今はまだ成ってなくても、「武学」を志すならば、

そこから逃げることは出来ない。」

ジョーイ安西「だから、俺達は自分の「闇」を出したんですね。」

 

レノンリー「そう。

そしてそれを人生の中で何度も何度も繰り返して、

「闇」を使って世界を変えていく人間になる。

「武学」が「闇」の「活学」と言われる由縁はここやねんな。」

 

ジョーイ安西「だから、変な宗教家よりも、やくざの親分の言葉の方が重かったりするんですね。」

レノンリー「♪あ~~くまの力~~身に~~つ~~けた~~

正義のヒ~~ロ~~♪

 それが俺達武学士や!!」

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リッツ(安西律子)

「武学」を学んではや10年以上・・・・・。 その間に仕事を辞め、結婚をし、 現在は子育て真っ最中です。 私自身が観た視点で、「武学」や、それに関連することなどを、 面白おかしくわかりやすく、お伝えできたらと思っております。 よろしくお願いいたします。

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