初めての稽古の日。
道場に行くと、いきなり質問されました。

『なぜ武術を習いたいの?』

けったいな質問をするおっさんだ、と思いながら
「もちろん、強くなりたいからです!」と答えましたが、ここからまだ質問が続いていきます。

『なんで強くなりたいの?』

「誰にも負けない強い男になりたいからです!」
『強い男って何?』
「格闘技世界一に勝てる男です。」
『アホか?格闘技世界一は全然強くないぞ。』

と言われました。

「勝てないじゃないですか、世界一ですよ?」と言ったところ、『本当に強いってどういうことか知らないんだな・・・』と呆れています。

その時、師匠から伝えられたこと。

■世界格闘技選手権で1位になった奴が、もしアメリカ大統領とかSWATと喧嘩したらどうなる?
→10秒持たずに銃で撃たれておしまいだから、全然強くない。
■ひとりで強くなったと思うかもしれないがそんなもの全然強くない。
→その証拠に格闘技をいくらやっても、相手が3人、4人だったらすぐに取り押さえられる。
■最強になりたいなら、徳のある人間になることだ。
■人としてより高い次元の精神力、精神性を持った人になれば、それは人々から大切にされ、いかなる人からも敵とされない無敵の状態になる。
■無敵の状態になることが本分であり、無敵の状態とは「自他不敗」つまり負けないこと。
■負けない状態になるための学びを「武学」という。

生まれて初めて「武学」という言葉を聴いた瞬間で、私はその時21歳でした。
師匠も武学の継承者なりに、私にできる限りわかりやすく伝えていたのだと今は理解できますが、理解できるようになるまでに相当の時間が必要でした。

ところで・・・初日の稽古はこれで時間終了となりました。

さらに2日目も質問から始まりました。

『で、なぜ武術を習いたいの?』

「またここからか・・・」と思いつつも、「強くなりたいからです!」と答えました。
今回は少しだけ質問が変わりました。

『誰より?』

「喧嘩が強い人」
『どんな人?・・・学生?老人?格闘技やっている人?・・・どんな人より強くなりたいか教えてくれる?』
あまり考えたことがなかったので、とりあえず「格闘技やっている人」と答えました。

さらに・・・
『どの格闘技?プロレス?柔道?空手?キックボクシング?・・・どの格闘技をしている人なの?』
「じゃあ、キックボクシング」
『キックボクシングやっている人にもいろいろいるのだけれど、始めたばかりの人?5年やっている人?10年やっている人?・・・どんな人なの?』

もうここまでくると、頭の中真っ白。
「10年やっている人」
『10年やっている人でも、初戦敗退の人もいれば、日本チャンピオンもいるし世界チャンピオンもいるけど、どんな人なの?』
「日本チャンピオン」

ここでやっと最後の質問になったのです。

『よしわかった、10年キックボクシングをやっている日本チャンピオンに対応できる武術を教えれば良いのだね?』

『ところで、どうしてこの人より強くなりたいの?その理由を教えてくれる?』

これで稽古2日目も終わり、いつになったら稽古ができるようになるのだろうか?と不安になりました。

しかし、これも学びです。

「何のために、学んで、どうなりたいのか?」を決めるのが先で、知識や技術・考え方を入れるのは後

ということなのです。

何のために、どうなりたいのか?

このことが明確でなければ、不明確なものを得るのです。

5分弱の動画です。
武学に触れて、私がどのように感じたのか?などをお伝えしています。

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