今回は「会議の進行役「ファシリテーター」7つの役割~その3~」をお伝えします。

会議を行う上で、最も重要なのは進行役、「ファシリテーター」です。

今回から「ファシリテーターの7つの役割」をお伝えしていきます。

まず、ファシリテーターの役割は、一言集約すると

「雰囲気コントロール」

となります。

「雰囲気コントロールのためには何が必要か?」が7つの役割に細分化されています。


今回は

役割3:マインドセット(得たい成果と主体者の確認)

です。


会議を始めるにあたって、

参加者一人ひとりが最初に明確しなければならないことがあります。

それは、

「この会議が終ったとき、自分にとってどんな成果があれば最も価値があるか」

ということです。


自分が何を得たいかが不明確なままで会議に参加すると、

ほとんどの場合、意味のある会議になりません。

得たいものは、感情でも、技術でも、物理的なものでも何でも良く、

ひとりひとりが意図を持って会議に参加することが重要です。


さらに、

得たい成果の鍵を握る人が、
この世の中でひとりだけいるとしたら、それは誰か?
得たい成果を得るために何%の思いで行動するのか?
そしてそれはいつから行動するのか?

も、ひとりひとり明確にします。


「書いた本人が100%今から」であれば問題ありません。

自分が主体的に100%の思いで今から行動する決意があるからです。

もし、

自分の名前でない人や、

自分の名前であっても100%でない人がいる場合は

次のように伝えています。


時間があるときは、

自分以外の名前を書いた人1人前に出てきてもらい、

書いた人が自分の得たい成果を出してくれるように働きかけることができる人は誰か、

「あ、自分か」とその人が納得するまで質問していきます。

時間がないときも、主体者の話は必ず行います。


自分以外の名前を書いた人は、

自分の行動が、自分の得たい成果に対して影響しない

ということを決めたことになります。

100%でない場合も、

得たい成果に対して自分の影響は100%以下であると決めたことになります。


つまり、

得たい成果に対して、
主体性を持って取り組まない、

と宣言しているのです。


このような人の特徴は、

いつも人のせい、環境のせい、社会など

外側のせいにしたがりますが、

それではいつまでたっても、得たい成果は得られません。


なぜならば、

問題も責任も全て内側にある

からです。


会議法=兵術

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