「お金」って一体全体、何者なのでしょうか?

使っている「お金」について、

どこまで私たちは理解しているのでしょうか?


今回は、物質的・ルールとしての「お金」

についてお伝えします。

まずは、そもそもどんな歴史があって、

「お金」というものが発生し、

今に至るのか?からです。

※皆さんすでにご承知のことと思いますが、
 わかりやすくするために、
 平易に説明していきます。

※皆さんすでにご承知のことと思いますが、
 から揚げが大好きなため、
 から揚げを例えに使っています。


お金の定義

経済学では

「価値の尺度」

「価値の保存」

「交換の手段」

がお金の定義です。

価値の尺度

世の中で提供されている商品やサービスに対して、

それぞれの価値を相対的に示すことができます。

から揚げが800円、生ビールが400円とすると、

価値を判断しやすくなります。

ああ、大好きなから揚げは、生ビール2杯分なんだな、

といった感じですし、

同じ分量のから揚げでも、

A店では800円でB店では500円とすると、

B店の方が安い!となります。

(※ここでは、国産とか調理の手間とか、そういう要素は除いた単純な比較です。)

価値の保存

紙幣は紙ですので、

破れちゃったり燃えちゃったりすることはありますが、

時間が経過することで腐ったり、価値がなくなったりしません。

(1万円札はピン札でもボロボロのお札でも1万円の価値があります。)

交換の手段

お金を支払うことで、商品やサービスを手に入れることができる、

ということです。

「交換の手段」機能があることで、

やりとりが活発化します。

逆に、物々交換の場合は、

欲しいものでないと交換できない

といったことが起こります。


お金が生まれる前

お金が生まれる前は「物々交換」でした。

鳥を飼育している人は、

から揚げを作って、

野菜やお米が食べたいときには農家の人にから揚げと交換してもらう、

刺身が食べたいときには、魚を扱う人にから揚げと魚を交換してもらう、

というものです。

しかし、ちょっと困ることが起こります。

こちらは野菜やお米が食べたいと思っても、

農家の人が「今日は魚が食べたいなあ、から揚げって気分じゃないし」と言われると、

わざわざ魚を扱う人のところに行ってから揚げと魚を交換してもらって、

魚を持って農家に行く、という必要が生じます。

さらには、

魚を扱う人が「今日は服が欲しい、から揚げって気分じゃない」となると、

今度は「から揚げの欲しい服屋さん」のところに行かなければならなくなります。


から揚げは作り立てが一番美味しいのであって、

あまりに時間が経過すると、

せっかくのから揚げの味が落ちますし、

場合によっては食べられなくなってしまいますので非効率です。

物品交換へ

「おいおい、物々交換ってすごーい不便じゃね?」ということで考え出されたのが、

「物品交換」です。

お金とは異なりますが、

貝や石など、腐りにくいものを使って欲しいものと物品を交換する制度ができました。

そのうちに、

金・銀・銅といった希少な金属が価値を持つようになりました。

しかし、採掘量に限界があるので出回る量にも限界があります。

そこで生まれたのが「貨幣」や「紙幣」です。

金本位制

貨幣や紙幣とは銀行が発行する金属・紙でできたお金ですが、

銅などの割と手に入りやすい金属で作られたものです。

そしてこれらの貨幣は銀行に持っていくことで

金や銀などと交換することができました。

「兌換(だかん)貨幣」の誕生です。


金を本位とする通貨制度を「金本位制」と呼びました。

通貨(紙幣)を発行する場合はそれを裏付ける「金」があることが条件であるというもので、

銀行に行けば「金」と交換することができたのです。

金為替本位制

その後富の多くがアメリカに集中するようになり

「基軸通貨」

となりました。

そこでとられたのが、「金為替本位制(ブレトンウッズ体制)」です。

アメリカ以外の国の通貨は金と交換することはできませんが、

その国の通貨はアメリカドルと交換することができ、

アメリカドルは金と交換することができるという制度です。

※ブレトンウッズ体制:1945年より発効した為替に関する協定のこと。

金1オンスと35米ドルを固定とし、

その米ドルに対して各国通貨の交換レートを定め、

日本円は1米ドルあたり360円と固定されました。

このブレトンウッズ協定により国際通貨基金(IMF)などが設立されました。

ニクソンショック

ベトナム戦争による支出により財政赤字が拡大し、

アメリカは金と交換できる量以上のドルを発行することになりました。

「金(きん)が足りねえ・・・」となり、

1971年に当時のニクソン大統領はドルと金の兌換の終了を宣言。

さらに1973年からは変動相場制が採用されることとなりました。

お金は、

それぞれの国の中央銀行が発行する紙幣でその国の信頼によって成り立つもの

となったのです。

日本の貨幣と紙幣の原価

ざっくりですが、原価は次の通りです。

「1万円札」:約22円
「5千円札」:約21円
「1千円札」:約15円
↑日本銀行が発行

↓日本国政府が発行
「500円玉」:約30円
「100円玉」:約25円
「50円玉」:約20円
「10円玉」:約10円
「5円玉」:約7円
「1円玉」:約3円

約5分ですが「お金って何?」について話しています。

ご参考になれば幸いです。



あなたにとって

お金

とは何でしょうか?

お金について、

考える機会となれば幸いです。

 

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