筋肉が動くのは、

脳から発信された電気信号が、脳幹から脊椎を通り

全身の筋肉へと到達して筋肉を収縮させたり、元に戻したりします。


筋肉を収縮させるのがON、筋肉を伸ばすのがOFFというイメージです。


脳からONとOFFの指令を各筋肉に出します。

例えば、足を前に出す動きをする際に、

太ももの前面の筋肉(大腿四頭筋)にONの指令、
太ももの裏側(ハムストリング筋)にOFFの指令を出しています。


身体が正常でないときの問題点は2つあります。


1つ目は、脳が正確に電気信号を発信しているか。
2つ目は、経絡が脳が発信している電気信号を受信して筋肉を伸縮できているか。


この2つをそのままにしておくと、病気になりやすい状態なので、本当に病気になります。

自分で経絡を整えることが出来れば、自律医療、未病の段階で体調を整えることができます。


筋肉の動きから経絡を調整していくのが十四経絡体術です。


PQSは、チェックする人がチェックされる人に言葉で投げかけをした際に、
肩幅に立った姿勢を保てるかをチェックします。


キネシオロジーのプロの世界では、三角筋を使ってチェックしますが、

1つの筋肉の微細な感覚をマスターするのは難しいので、

腹斜筋や大腿筋などが機能しているか(肩幅に立つ姿勢を保てるか=側推法)で観ていきます。


頸椎・腰椎が曲がっている状態というのは、

脳幹が圧縮されて電気信号が流れにくくなっている状態なので、

身体の反応(側推法)が弱くなります。


なので、姿勢が悪いだけで病気になりやすくなり、姿勢を正すと自然治癒力が高まります。

ただし、正しい姿勢、治癒力の高まる姿勢は人それぞれです。

例えば、ストレートネックの人は下向いた方が強くなりますが、普通の人は少し上を向いた方が強くなります。

人によってどの首の角度が、身体に電気信号が流れやすくなるかは異なるので、

理想の形やある人が唱えた姿勢が自分にも当てはまるとは限りません。

頸椎の角度を見つけることは時間がかかりますが、

側押法は筋肉に電気信号が流れているかを感覚で見つけるので、素人にも分かりやすいです。


意識の状態が自分の筋肉だけでなく、相手の筋肉まで作用します。

例えば、テストする人が、被験者から関心をそらす(全く別の方向を見る、考え事をするなど)と、

被験者の身体の反応は弱くなり、テストする人が被験者と目を合わせると、被験者の身体の反応は強くなります。


このように、首の角度、意識の状態ひとつで結果が変わりやすいので、

経絡チェックで水晶などを売りつけるような詐欺にも使えてしまうという危険な面があります。


また、身体に訊くことは万能なのですが万能でなくすることもできます。


例えば、3つの選択肢を用意して、

その中で一番合っているもの(例:経絡を治す方法)は何か?と聞くと

3つの中でベストなものを身体は教えてくれます。

ですが、経絡を治す方法は3つ以外にも無数にあり、

3つ以外の方がより合っているものである可能性があります。


また、経絡は1度整えたら永遠に整っているというものではなく、

頭をワシャワシャされる、車に水たまりの水をかけられたなど、

ほんの些細なことで経絡は乱れるので、整え方を知っている方が良いです。


 

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